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講座2 次につながる将棋をする

 将棋は勝てば楽しい..しかし、平均すれば約半分は負けるのである。

 野村監督は野球は失敗のスポーツだという。あのイチローでさえ、10打数で 4安打。一流といわれるバッターでも60%は失敗しているのである。 しかし、一流と二流の差はその失敗が「+」になるような工夫をしているかどうか であるという。つまり、1つのアウトがランナーを進めることを意識しているか どうかで、つもり積もると得点力に大きな差がでる。

 「負けた将棋からどう学ぶか?」これが重要である。

@得意戦法を持つ。
指すことのできる局数は限られている。われわれはプロではない。 強い人に勝つためには、序盤において同等の知識を必要とする。そのためには 得意な戦型を絞り、詳しくならなければならない。今、負けて嘆く必要はない。 同じ失敗をしなければよい。1つ詳しくなった分だけ成長したのだ。 そのためには、得意な戦型をある程度絞る必要がある。振り飛車に特化すれば 矢倉を知らなくとも困らない。繰り返し指すことで、ミスが減っていく。

A勝因・敗因を整理する
どの手がまずかったのか?自分が指した棋譜を並べてみる。「この手がまずかった」 と反省しておくと、徐々が将棋が良くなっていく。多くを検討する必要はない。 1局の中で勝ち、負けを決定した1手はどれなのか。その1手を考える。
しかし、自分ではなかなか良いか悪いかは実は非常にわかりにくい。 悪い手であっても、自分では良いと思っていることが多いのだ。
そのとき、局後の検討で解説してくれる棋友は大切にしよう。自分の気がつかない ことを教えてくれる人がいなければ成長はできない。 wariolandさんはよく教えてくれた。
ただ、gooでは局面をもどすことができないのが難点だ。

しかし、私自身はだーさんとの勝負でむりやりgooの対局画面で、2人がかりで 局面を戻したことがある。それは大変な作業だった..
2人で駒をもどす。持ち駒が合わない。相手が取れるところに駒を打ち、取らせる。 手数が合わない。行ったり,来たりする。やる気になればできる..(爆笑)