サザンビーチさんのレビュー
試聴記
使用機材 CD : ソニー D-E01
アンプ : AirHaed 及び SRM-T1S
ソース : アバド/ベルリンフィル ジルベスターコンサート1997 ハンガリー舞曲 No.5
ルセ/レ・タラン・リリク ペルゴレージ スターバト・マーテルなど
1.STAX SR-003
満足度:★★★★☆
音質は優れているが、ERと違いバンドで圧力をかけているので長時間使用していると、押されて耳が痛くなる。
(付属のシリコンゴム製 フィティング・ラバーは 大・小 2種類ある)
装着や脱着の際の雑音も少し気になる。
女性ヴォーカルのささやきやヴァイオリンの音など時として、うっとりされられることがある。
オーケストラの音などは、SR-Λと比べより指揮者に近づいて聞いているようである。
弦楽器の音は、実際の音よりきれいに感じられる。ライブ録音での拍手など高域側に片よっているような印象である。
ERを知るまでは、コンデンサー型が一番だと思っていた。
2.Koss portaPro
満足度:★★
帯域がせまくちょうど電話を通して聞いているかのような感じである。
昔、秋葉原のI電気で試聴した時はバランス良く聞こえたのに、がっかりしたのでほとんど聞いていない。
但し、この製品は直接Kossから購入したもので 国内販売されているものと違い、途中に位相反転のスイッチとCROSS FEED(どういうものか不明)のボリュームが付いている。
CDプレーヤー D−E01を購入した時、HearRoomのAirHeadを購入した時も試したが、印象は変わらない。
3.ソニー MDR−A44
満足度:★★★☆
ER−4B購入前まで恥ずかしながら通勤途上でのメインに使用していた。
(私の場合、付属のイヤフォンでは使用しているとはずれそうになるため)
ビクターのBe(1世代前のもの)などと比べてもバランスは良く、役立っていた。
但し、遮音性に乏しく電車がトンネルに入ると何も聞こえなくなる。
ちょい聞きやBGMがわりに最適か
4.ソニー MDR−CD3000
満足度:★★★★
初めはヴァイオリンの音がきつく聞こえとても我慢できなかった。エージングが完了するまでと思い、1日に数時間音を出しっぱなしにもした。家庭での使用でSTAXの場合、生活騒音で鑑賞の時間が朝早くとか夜家人が寝静まってとか、限定されるため密閉型を試聴のうえ購入した。期待はずれかと思っていたが D−E01で使用してみるとヴァイオリンのとげとげしさが消え、オーケストラのヴァイオリンの数が増え、低音の量感も十分に感じられる。がしかし高域側にピークがあるのか ソースによっては聞きづらいこともある。1時間以上聞いていると汗と重さによりうっとおしさを感じてくる。
番外 HeadRoom AirHead
スイッチを入れた瞬間、サーという残留雑音が聞こえてくる。
試しに、アルカリ乾電池、ニッカド充電式、ニッケル水素 1.2V 1200mAh と1450mAhといろいろやってみましたが、あまり変わらずでした。音質的には、アルカリ乾電池、ニッケル水素 1.2V 1450mAh、1200mAh 、ニッカド充電式の順ですが経済性を考えるとニッケル水素 1.2V 1450mAhが妥当な線です。
最近、慣れてきたせいか音像が前の方で感じられるようになりました。
HearRoom社のホームページで注文しましたが、価格 179ドルのはずが 添付されてきた書類には Invoice 129
Freight charges 35 Total 164となっていました。今日、VISAの請求書が送られて来ましたが やはり164ドルでした。
単なるラッキーか何かキャンペーンでもやっていたのかわかりませんが、得した気分です。但し、ER-4Bを購入した時の
送料は 75ドルもしました。(本体 299ドル)