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聖闘士星矢コンプリートソングコレクションレビュー3
ディスク3の曲をレビュー

ONLY FOR LOVE
MAKE-UP再結成アルバムも兼ねたボーカル集「1996SONGCOLLECTION」からの歌。
「星矢」は男の美学のみならず、愛を語る部分があったが、男が女に愛を語る歌って感じ。

WHERE DO WE GO?
この歌は戦士の迷走と想いが伝わらない事のじれったさが出ている歌みたいだ。

LOVE IS FOEVER
地上の愛と正義のために…
戦い散っていった戦士のこと、目の前で仲間が散っていくのに何もできない無力さを悲しむ詞がある。
ハードなメロディの歌だが、口ずさみやすい歌。

サヨナラWARRIORS
ピアノ音色のシンセのメロディが印象的なバラード。友と愛する人のこと、戦士に捧げるレクイエムって感じの詞だが、なんでこーなるのとツッコミたい詞も・・・二番の歌詞は私的に一輝Xエスメラルダな感じ。

TRY AGAIN
リズム・ギターの音が既存のロックの曲と似ている部分がある(洋楽・J-ROCK、どちらかは忘れたが。)

HELLO
「BOYS BE-君にあげるために-」同様、さわやかな感じのする歌。別れも書いているけど、悲しい感じはしない。詞に「笑顔で逢えたらいいね」とあるから。3枚目の曲の中では「サヨナラWARRIORS」と並んで好きな歌。

NEVER GIVE UP BOYS
「HELLO」と同じでディスク3の曲の中ではさわやかでノリのいい歌。サビメロディがJ-ROCKのある曲と雰因気が似ていると感じるのは自分だけだろうか?

YOU NEED LOVE
歌の最初はラジカセでもCDウォークマンで聞いても聞き取りにくい。歌詞を読んでいると氷河のことを歌っているような気がしてならない。メロディはラルクの歌っぽい

ペガサス幻想(1996Ver.)
オリジナルと比べるとシンセとギターの音が若干抑えられて、ドラム・ベースが前面に出ているような感じ。
歌い方も若干異なる。

永遠ブルー(1996Ver.)
前奏のピアノの音色を聞いたとき「ブレンパワード」のOPをなぜか思い出した(「ブレンパワード」のOPも前奏はピアノの音で始まる)。
オリジナルよりギター・ベースの音がシンクロして重く響いてくる。間奏のギターソロはオリジナルと変わっていて、オリジナルのメロディは若干聞こえてくる程度。最後はコーラスとピアノの音で締めくくられている。

少年記T-BURNING BLOOD-
原作の連載及び、アニメの終了後に作られたイメージCD「少年記-1997-」からの歌で車田氏作詞でボーカルは影山ヒロノブ。
車田氏の漫画は男の美学を語る作品が多いが、星矢もその例にもれず、男の美学を語っていた作品。この歌にも男の美学がにじんでいる。

Born to Be A Soldier-ドラマイメージソング-
「少年記-1997-」収録のドラマ「DO CVIDANIJA(ダー・スビダニア)-約束の時-」のイメージソングで。ボーカルは影山ヒロノブ。「DO CVIDANIJA」は古谷徹らオリジナルメンバーが出演していてハデス編の後日談で新たな戦いを示唆している内容のものらしい。詞自体は友情・戦士の悲哀(特になんのために戦うのか?)・いずれは訪れる別れを書いていて、サビの所は胸を締め付けられるようになってしまう。

少年記U-I Leave My Heart-
「少年記I-BURNING BLOOD-」とは対になる歌でボーカルは遠藤正明(「ガオガイガー」のOPを歌っている方で、影山ヒロノブらのユニット「JAM PROJECT」のメンバーだそうです。)。「少年記T」がロックのメロディに乗せて男の美学を歌っている歌だが、この歌は男女の別れを歌っている。私的には星矢X美穂、紫龍X春麗な歌っぽい。車田氏作詞の歌だが、珍しくバラードでいったか・・・

SHINING STAR-女神の子守唄English Ver-
ディスク1収録の「女神の子守唄」の英語詞バージョン。詞は原曲の直訳ではないようだ。メロディのテンポは原曲よりも若干遅いが、ジャズのボーカルを聞いているような感じ。

SOLDIER DREAM-聖闘士神話English Ver-
こちらはディスク2収録の「聖闘士神話」の英語詞バージョン。ギターの音がこっちの方がややクリアか?
トラックもオリジナルと若干違うようだ。

総論
OP・ED以外の「聖闘士星矢」のボーカルはこの「コンプリートソングコレクション」で全て聞いたのだが、「聖闘士星矢」はロック風の歌が似合うのがわかる作品だ。アニメソング歌手では有名どころである堀江美都子・影山ヒロノブをボーカルに起用しているところは大衆アニメらしいが・・・
ディスク1の収録曲は個性の強い歌が並べられ、ディスク2の曲は「TIME-2036の選択-」や「Shine on-永遠の夢-」のような壮大な内容の歌もあり、ディスク3は原作・アニメ両方が終了した際に作られたアルバムからの歌のせいか、若干星矢のイメージから離れている感はあるものの、相変わらず熱い歌で心を熱くさせる&口ずさみやすい歌が並んでいる。

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