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スーパーロボット大戦を語る・2

スーパーロボット大戦64
 ニンテンドウ64で発売されたスパロボ。GB用ソフト「リンクバトラー」連動したシステムを搭載しているなどN64のシステムを利用したシステムが売り。主人公作成システムは健在だがこの「64」ではライバルキャラが登場。合体攻撃が初登場したスパロボでもある
 「六神合体ゴッドマーズ」と「ジャイアントロボ」(OVA版)、「08小隊」が新規参戦。「Gガンダム」、「レイズナー」が復活、「ゴーショーグン」、「ザンボット3」、「F91」は隠しキャラとして登場(GB「リンクバトラー」を使って初めて登場する)

・ゴッドマーズ
 GBAの「D」でも登場するが、初登場はこの「スパロボ64」から。
 ゴッドマーズ登場、マーグの死(ゲーム中ではマーグは死ななかったけど)、ズール皇帝との決戦シナリオと駆け足ではあるものツボを抑えたシナリオを楽しむことができる。
 ズール皇帝率いるギシン星軍はキャンベル星軍(「コンバトラーV」の敵)、ベガ星連合軍(「グレンダイザー」の敵)の連合軍である銀河帝国軍の中心として登場。反陽子爆弾を使って地球を滅ぼそうと企むところはムゲ帝国(「ダンクーガ」の敵)の連中とは対照的。ズール皇帝は悪の帝王の王道行っていたし、マーグはハムレットよろしく狂人を装っていた時のセリフ「鳥…どこ?…鳥…」は笑えます。
 ゴッドマーズは武装は少ないが強力なユニット。タケルの持つスキル「超能力」のおかげでスーパーロボットにありがちな「必中」がないと当たらないということがなくていい。最終的には「奇跡」まで使えるし。

・Gガンダム
 この「64」では新生シャッフル同盟が登場。合体攻撃がこの「64」で初登場ということでアニメに登場した合体技「シャッフル同盟拳」、「石破ラブラブ天驚拳」が用意されています。
 脇役キャラもチボデーをサポートする「チボデー・ギャルズ」の4人が登場します。
 ドモンがスーパー男主人公や亮と組み手をしたり(亮はドモンにはかなわなかったようですが)、アルゴがゲッターチームの特訓に付き合ったりと武道家の友情みたいな描写があります

・ガンダムW
 64でのW5人衆は独自に帝国軍(特にスペシャルズ)と戦う連中として登場。仲間になるのは早いが分岐によっては一旦別れなければならないことがある。シナリオは後半の宇宙編のネタもフォローしている。
 W5人衆のガンダムはユニット能力を全改造することで「Endless Waltz」のカスタムタイプになることが可能。

・ダンクーガ
 64ではムゲ帝国の連中が登場しているために今までやって来たシリーズ中ダンクーガネタが多い。(私はZガンダム・ダンクーガネタお目当てで「64」を買いました。)
 アステロイド基地でシャピロとの因縁に決着を付けるシナリオや「失われた者たちへの鎮魂歌」にあったムゲの宇宙へ行ってムゲ帝国の連中との戦いに決着をつけるシナリオが登場。一応TV版がメインネタだが台詞の中に「白熱の終章」ネタがちょっとだけあったりする。
 この64では合体できるのが早い代わりにブースター装備型で登場しない(ブースターユニット装備型は中盤になってから登場)。強制出撃するシナリオも多かったりするので改造はちゃんとしてました。龍型母艦ガンドールも登場(ただしアニメにあった変形能力はない)。
 この64版では亮がドモンと交流を深めたり、忍たちだけではなく主人公にとっては兄貴分的なところを見せたり、沙羅がシモーヌやマーベルとウマが合ったり、ゼクスにきつい一言を言ったりと他作品キャラとの交流が書かれています。

・レイズナー
 「新スパロボ」に出ていたユニットでV-MAXにお世話になったが、この64でもV-MAXのお世話になっていました。ただ惜しいのがエイジのパイロット能力は優秀なのに、レイズナー自体はザコ掃討がメインのユニットになってしまっているのが残念。
 敵のグラドス軍は「新」ではバルマーの一角として登場したが、「64」ではムゲ帝国の一角として登場。
グラドス人と地球人のルーツは同一である事を知り、口論の末に父を殺してしまうル・カイン、「刻印」にちなんだネタが出てきたりとアニメ後半の地球編がメインネタになっている。
 エイジは他のキャラとのからみはあんまりないのだが、シモーヌにはスーパー女主人公や「ダンクーガ」の沙羅との絡みが…
 64では地球編がメインネタのため、キャラクターの顔グラフィックは地球編のものになっている(一部除く)

・Zガンダム
 シリーズで初めてカミーユがガンダムMkUに搭乗するシナリオとイベントが登場。19話・20話等のフォウがらみのネタも登場。ティターンズはスペシャルズの一角として登場。「F」のときとは逆ですな。
 いつもだったら、圧倒的な存在感を放っていたシロッコだが、この64ではそれといって出番がなかったりする。

・ガンダムZZ
中盤からストーリーに絡んで来るがアニメ後半にあったグレミーがハマーンに謀反を起こすというネタが登場。

・逆シャア
いままでのスパロボではユニットのみの参戦だったが、64版では関連ネタが登場。

・オリジナル主人公のネーミング
 最初にスーパー女でプレイしたが、ライバルの名前を「アイシャ・コーダンテ」と付けてみたり、二週目のリアル男編では主人公に「ユウ・イサミ」、ライバルに「ジョナサン・グレーン」と付けて遊んでしました。


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