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8話「月の裏側」

<あらすじ>
カミーユは彼を正規のパイロットにしようとするブレックスらに反発するが、エマから地球で出会ったアムロの話を聞かされる。エマは彼が宇宙に出られずに悶々としているのではないかという。
ライラの仇を討つため、ジェリドは謹慎命令を無視してガルバルディβで出撃。カミーユは初めての月面戦闘とジェリドの気迫に押され、死の寸前まで追いつめられるが、シャアの援護でこれを切り抜けた。
アーガマは月面都市アンマンに寄港。シャアはジオン時代の部下からアクシズとグリプス移動の話を聞く。
シャアはエゥーゴのスポンサーとの会談に臨み、消極的ではあるが、ジャブロー侵攻作戦を承諾する。
一方、エマとカミーユは月面でのドライブ中、カクリコンの部隊に襲われるが、偶然転がってきたハロのスクラップに命を助けられる。

<ワンポイントチェック>
・本編前のナレーション
「それはかつて魂を持ったものかもしれない。
しかし、今はそれが神の国へたどり着くことはないだろう
そこにはヒトと名乗る知的生命体が住む惑星が会った。
その生命体はここで子を産み、育てることを当たり前のこととしすぎていた。」
という本編前のナレーションが完全に入っている。

・カミーユとエマのやり取り
カミーユの私室ではエマさんはライラとの戦いでカミーユが苦しんでいるんじゃないか?と言い、カミーユは「すごい想像力ですね。」と返すが、カミーユって、ニュータイプの力に目覚めつつあるという自覚がないのか、またはそれを知っていても周囲に自分の心を読まれたくないからああいう風に強がってみせたのか?

・カミーユとエマのやり取り(その2)
エマさんは二年前に地球でアムロと会ったことを話すが、これがエゥーゴへ走るきっかけの一つだったのか?
(会話を聞いていると)

・その二人の会話を盗み聞きしているシャア
シャアの真意はわからないが、端から見ていると悪趣味・・・・

・格納庫でのカミーユのセリフ
最初「シャアには会ってるんだ?」と言った。カミーユはシャアが身近にいることを感じ取っているようだ。そのあと、
「シャアには会いたいでしょ?」とエマさんに言った。ちょっと食い違っている・・・

・出撃するカミーユ
オペレーターに対し命令口調で言っている…(後の話でもしているが)

・ガンダムMkU対ガルバルディβ
ガンダムシリーズ初の月面戦闘。

・ジェリドのセリフ
1.「貴様はライラを知らんだろうが、俺にとっちゃ師匠なんだ!」
↑わずかな間だけ宇宙での戦闘を教えてもらっただけだったのに、彼女を師匠と呼ぶのは・・・
2.「貴様だけが特別なんかじゃない!オレだってティターンズだ!」
↑えらそーなことを言うな。実力が伴っていないくせに・・・

・戦闘後の会話
「しかし、一機のMSの動きにあれほど巻き込まれるとは若すぎるな。」
「でないと、今度は君が死ぬ番だ。」

後者のセリフのほうはさらりと言うな!とつっこみたくなる。

・昔のシャアとセイラの写真
シャアって子供の頃と比べると顔が変わりすぎていない?

・自宅(?)でのシャア
ジオン時代の部下からアクシズとグリプス移動の話が・・・
後半のキーパーソンとなるハマーンの名もここで登場。


・エゥーゴのスポンサーとの会議に臨むシャア
シャアはアンマン市内の「マクダニエル」でエゥーゴのスポンサーと会議。
エゥーゴのスポンサー連中は連邦軍の本拠地があある南米・ジャブローを攻撃する作戦を立てていた。スポンサー連中はグリプス(グリーン・オアシス)を攻撃してもティターンズの手足を痛めつけるだけという理由で南米ジャブローをたたいてティターンズの補給を絶つ考えのようだが、シャアはこの作戦に反対しているというのが分かる。
シャアがジャブロー攻略を反対している理由は・・・

1.戦力差の問題
2.地球での戦闘行為は地球環境の汚染につながる(=エゥーゴの本旨に反する)行為だと言うこと。
3.ジャブロー攻略戦が成功した場合の後始末(作戦に参加したパイロットのことなど)が難しいということ

と言っていた。結局はエゥーゴの存在をアピールするということでジャブロー侵攻作戦は実施されることになるのだが、少数派意見は無視されてしまうという資本主義社会の構図がここで見え隠れしている。
地球環境への憂慮に関しても10数年前から環境問題が取り沙汰されてきているが、これも現代の状況に当てはまる。


・ハロ登場
ジャンク置き場に捨てられていたハロに命を救われたカミーユ。運もニュータイプの力のうち?


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