40話「グリプス始動」
<あらすじ>
ロザミアを乗せたままアーガマは発進。一方、シャアはロザミアの健康診断を船医のハサンに依頼。グリプス2偵察に向かったカミーユ達はメッサーラを操縦するレコアと遭遇。レコアからコロニーレーザー完成の情報を聞くカミーユ。さらにレコアは自分の意思でティターンズに入ったことをカミーユに告げて去っていた。
カミーユはクルーに事の次第を報告するが、一番大きな衝撃を受けたのはカミーユに他ならなかった。
そして、バスクはコロニーレーザーをサイド2のコロニーに向けて発射させた。
<ワンポイントチェック>
・ 子供じみたロザミア
シンタ・クムに混じってハロの取り合いっこをしているロザミアは本当に子供じみてます。
・ エマさんを見ておびえるロザミア
何故かエマさんを見ておびえるロザミア。軍人嫌い…ではなく催眠術のせいでそうなっているのだろうか?エマさんもロザミアから何かを感じたようだがニュータイプではないエマさんにもロザミアから不快感を感じたのは放出される悪意のようなものが強かったから?
・ グリプスの情報
ブライトらと共にグリプスの噂を話しているカミーユ。話はコロニーレーザーの事なのだが、グリプスがコロニーレーザーに改造できたのは構造がジオン式コロニーと同じ密閉型だから?
※コロニーレーザー
スペースコロニーを利用した超大型のCo2レーザー。一年戦争末期にジオン軍がサイド3のコロニーの一つ、マハルを改造してソーラ・レイとして利用したのが始まり。ティターンズは自軍が工業コロニーとして使用していたグリプス2をコロニーレーザーに転用した。
グリプス2は核パルスエンジンを装備しているため、発電用ミラーと共に自力移動が可能になっている。
・ ロザミアの身体検査について
コロニーレーザーの話の後にロザミアの身体検査について話していたブライトとシャア。カミーユは嫌そうな顔をしています。ちょっとはロザミアを疑ったらどう?
・ シロッコの奴が…
またフェミニストなセリフをレコアさんに対して言っています。シロッコが言う事にについても当たってはいるが…シロッコはレコアさんを無理やり抱いていたが、ああする事で自分の配下の女性を従わせようとしているのだろうか?
・ パラス・アテネが
この回で完全な状態で登場。
・ 偵察に出たレコア
メッサーラで出撃した彼女。バスクの命令だが、バスクはシロッコの腹の内を探ろうとする魂胆のようだ。Zでは登場人物の猜疑心がたくさん出ていますね。
・ オイオイ・・・
声でわかるはずなのに、メッサーラに乗っているのは誰だなんて言ってます
・ レコアとカミーユの会話
自分からティターンズに入ったとカミーユに告白するレコアさん。カミーユは勝手だと言うが、ホントに身勝手な人です。シロッコの奴が原因なのはわかるんだけど、女でありすぎる人だ。根本(キャラ設定など)が不透明なところも原因なのかもしれないが。
心変わりが信じられないカミーユにレコアさんは「自分を殺してしまうような生真面目さに取り付かれるわよ。」と忠告。これがある意味当たってしまったのは皮肉としかいえない