33話「アクシズからの使者」
<あらすじ>
アクシズのMS、ガザCに助けられたアーガマ。ブライト、シャア、カミーユらはアクシズの招きでグワダンに向かい、ミネバ・ザビに謁見するが、弱冠9歳のミネバがハマーンに操られている事を知ったシャアは怒りを抑えきれず、ハマーンを罵ったために交渉は決裂し、アーガマのクルーは軟禁されてしまう。
シャアはカミーユと一芝居打ち独房を脱出、単身ハマーンを倒そうとする。結局ハマーン暗殺は失敗に終わりシャアは追ってきたカミーユらと共にグワダンを脱出する。
そこをティターンズのMS隊に襲われるアーガマ。ラーディッシュの救援もあり、MS隊を撤退させることに成功する。
<ワンポイントチェック>
・ グワダン
ジオンの大型艦、グワジンに近いデザインだ。
・ アクシズについて語るブライトとウォン
ジオンの生き残りが軍の再編成をしていることについてウォンは連邦が宇宙に関心を持たなかったためだというが、連邦の無能…もとい地球至上主義の思想が強いことがわかる。
・ 一応礼をする一行
交渉に来ているからか挨拶はしておくべきと思ったのか?
・ ハマーン様登場
自然と「様」付けになるんですよね。この人に対しては。
・ 正装しているアポリーとレコア
アクシズの連中と交渉と言う事で、正装をしています。
・ 謁見の間
一応戦艦の中なのに盛大な謁見の間が…しかも鳥が自分たちの庭のように飛びまわっているし。
・ 亡霊たち
グワダンの謁見の間を見たブライトは「確かにザビ家だ。この連中には時間の流れがないのかと」独白。ブライトはザビ家のことを何で知ったんだろう?
・ シャアのミネバに対する思い
子供なのにジオンの象徴として祭り上げられているミネバを見たシャア。シャアはザビ家に対しては復讐の念を持っていたが、ミネバに対する思いは別のようで、彼女には普通の女の子として生きて欲しいと思ったのだろうか?
・ ミネバとシャア
ハマーンに名指しされ、ミネバの元にやって来たシャア。ミネバはジオンの象徴らしい喋り方をしてるが、年齢のせいか似つかわしくない。シャアに「2歳の時のことを覚えていらっしゃるのか?」と聞かれ、うろたえる所は所詮子供だということがわかる一コマ。
・ キツイハマーン
シャアに罵られても動じないし年上であるはずのシャアを呼び捨てにするなど態度がきついハマーン。ホントに20歳か?と思うくらい落ち着いているし、貫禄もある。…と言うよりシャアが情けなくなったから?
・ 一芝居打つカミーユとシャア
アクシズの連中とはまともな交渉も出来ず、グワダンの一室に閉じ込められた一行。シャアは部屋から出たいためにカミーユに協力してもらって一芝居打つが、本気で殴っているし、カミーユはシャアを評するセリフを言ってたが(しかも図星だったりするし)、これって芝居じゃない気が…
・ いつの間にか…
ノーマルスーツを着ているシャア。着替えるのが早い。しかもジオンのノーマルスーツってZガンダムの時代では時代遅れだという感じがする。
・ いきなり泣き出すミネバ
「誰かが攻めに来る」なんて言って泣き出すミネバ。何かを感じ取っているのか?
・ ハマーンの事となると…
何故か感情を剥き出しにするシャア。この二人。過去に何かあったのか?
・ ミネバに謁見するシロッコを…
「バカな男」と罵るハマーン。シロッコの奴はミネバに頭を下げていたが、あれが本音ではないのがバレバレ。