仮面ライダーBLACK(RX)/南光太郎(「RX」Ver.)
風間さんに頂いた風見志郎のイラストのお返しに贈らせていただいたイラストです。
風間さんへのお返しは風間さんの馴染み深いストロンガー=城茂か昭和ライダーで馴染み深い光太郎にする正直迷いましたが、昭和ライダーでは一番馴染みのある光太郎を書くことに。「BLACK」初期のブルーのコスチュームにするか、続編「RX」の時の白を基調とした衣装にするか衣装の点でも迷ってしまいましたが、結局は「RX」の時の白いコスチュームにしました。
私は仮面ライダーといえば「BLACK」と「RX」の世代になり、「RX」の方は見ていた記憶もあるのは散々コメントしていた通りですが、今年になって「アギト」を見たのをきっかけに「RX」を見る機会が出来てビデオを見たのですが、OPを聞いて昔見た事がある記憶が蘇りましたし、平成以上に派手なアクションシーンに光太郎の好青年かつヒーローらしいところが気に入りまして・・・(ライダーのアクションは「BLACK」以降のJACのアクションよりも初代〜ZXまでの大野剣友会のアクションがいいとおっしゃられる方もいるようですが)
「RX」といえば平成ライダーではおなじみになった複数の変身形態を持っている&武器によるフィニッシュを初めてやった仮面ライダーで必殺剣・リボルケインでとどめを刺すというところに関しては賛否両論があるのですが、技を決めた後に見せる決めポーズは純粋にかっこいいと思うんですけどね。ただ、蒼の変身・バイオライダーの液体化能力、敵の攻撃をすり抜けてしまうという能力は反則のような・・・
「BLACK」の時の光太郎は改造人間になってしまった事で親しい人を失ったり、変わり果てた親友と戦わなければならないという辛い宿命とも戦わなければならない事に苦悩したためにそれが元で一度死んでしまうという筋書きは当時は衝撃的だったとか(「BLACK」は劇場版は見たが、TV版は未見)。
「RX」の時の常に笑顔を絶やさない好青年という部分や若さを前面に押し出した描写がある(思い込みが激しいところがあったりしますが)ところはクウガ=雄介やアギト=翔一に通じるところがあります。
光太郎は「BLACK」の時は大学生、「RX」の時はヘリコプターのパイロットになっているという設定ですが、就職しているという設定も当時珍しかったそうです(今のライダーは冒険家にレストランのオーナーシェフ、警官、見習い記者など就職しているという設定が当たり前となってきていますが)
南光太郎を演じた倉田てつをさんはスカイ=村上弘明氏同様に一般公募のオーディションで主役を射止めた方で、イケメンライダー役者の元祖とまで言われているんだそうです(倉田さん以前はX=速水亮氏やスカイ=村上氏も女性に人気があったとか)。そのイケメンぶりは仮面ライダーの後に「君の名は」に出演されたことで頷けます。