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仮面ライダーBLACK RX登場人物紹介

<仮面ライダー>
仮面ライダーBLACK RX(メインスーツアクター:岡元次郎
 仮面ライダーBLACKが体内のキングストーンの力と太陽光線の神秘の力によって進化した姿。ハイブリットエネルギーによってBLACK以上の戦闘能力を持ち、光のエネルギーが結晶化した光剣・リボルケインによる「リボルクラッシュ」が決め技。
 力の源であるキングストーンも太陽の神秘の力のせいか意志を持つようになり何度か光太郎を導いたことも。
 クライシス帝国との戦いの中で「悲しみの王子(炎の王子)」ロボライダーと「怒りの王子」バイオライダーに変身できるようになる。クウガやアギトのように直接特殊形態に変身可能で応用として瞬間変身・瞬間解除を使って危機を脱した事がある。
 メインメカのアクロバッターはBLACKの時に使用していたバトルホッパーが光太郎がRXに転生した時のエネルギーの余波で再生・進化したもの。メカ生命体で自分の意思を持つ上に言葉をしゃべることも可能。RXがロボライダーに変身すると「ロボイザー」に、バイオライダーに変身している時は「マックジャバー」に変形する。
*岡元氏故障の時は岩田時男氏、菊池寿幸氏が代役をしていた

ロボライダー(スーツアクター:岡元次郎・菊池寿幸)
 RXの特殊形態の一つ。15話でクライシスにさらわれたひとみを救出するため怪魔ロボット・デスガロンと戦う光太郎=RXだったがデスガロンのブーメランでひとみ(実はニセモノだったが・・・)を死なせてしまう。ひとみを失った悲しみの心に体内のキングストーンが反応して誕生した。
 ロボライダーはパワーと防御力重視の特殊形態で全身を強化皮膚・ロボフォームを纏っているため、高熱やあらゆる物理的衝撃に強くパワーはRXの1.2倍だが、逆にスピードと跳躍力が落ちる上に体が金属分子で出来ているために磁力を発するところでは行動制限を受ける。光弾銃・ボルティックシューターによる「ハードショット」が決め技。
 当初の名乗りは「悲しみの王子」になっていたが、25話から名乗りが「炎の王子」に変わっている。

バイオライダー(スーツアクター:岡元次郎(前期)/岩田時男(後期)
 17話で地下1000メートルの牢獄に閉じ込められ、クライシスに処刑されそうになった光太郎=RXが残忍なクライシスに対する怒りで変身したRXの特殊形態の一つ。
 スピードと跳躍力に長けている形態で(クウガ・ドラゴンフォームやアギト・ストームフォームみたいですね)最大の特徴が自らの体を液体化できることで、これを使って狭いところへ侵入したり、拘束状態からの脱出が可能。さらに毒素抗体の精製(18話)、ミクロ化(44話)、細胞レベルでの融合(36話)といった能力も持ち、水中での活動限界が無制限のため水中戦も得意(劇中では水中戦はしていないが)。反面、力と防御力が劣ってしまう上に液体組成の体のため物理攻撃や熱に弱い弱点を持つ(作中では力が落ちるという描写はなかったが)。片手剣・バイオブレードによる「スパークカッター」が決め技。

南光太郎(倉田てつを)
 ゴルゴムとの戦いの後佐原俊吉と出会い、彼の家で下宿するようになる。俊吉の勧めでヘリコプターのパイロットとなり新たな人生を送っていたがクライシス帝国の出現で再び戦場に舞い戻ることに。
 普段は明るく爽やかで子供好きな好青年だが時折能天気なところも見せる。常に笑顔を絶やさない好青年な部分と時折見せる能天気なところは雄介や翔一に通じると思うんですが、悪に敢然と立ち向かうところはヒーローらしくてかっこいい(^○^)。
 ゴルゴムとの戦いで親友であった信彦を失ったために自分の周囲の人々が傷つくことを恐れている。
 新たな力を得たことで変身前の身体能力も向上していて呼吸を5分間止めるなど改造人間特有の身体能力で危機を切り抜けたり、敵を自分のペースに誘うなど精神的な余裕を見せることもある。
 佐原と出会った直後の光太郎は心身ともに疲れ果てた状態だったらしい。
 仲間や10人ライダーの協力でクライシスを倒した後は自分を鍛える旅に出た。
<光太郎の周囲の人々>
白鳥玲子(高野槇じゅん)
 フリーのカメラマンで光太郎の女友達。仕事で佐原航空のヘリコプターを利用することがあり、光太郎と一緒に仕事をする事が多い。プライベートでも佐原家に出入りしていたりする。光太郎と佐原には「玲ちゃん」と呼ばれている。
 カメラマンという仕事柄クライシス絡みの事件に巻き込まれることが多かったが29話で光太郎がRXであることを知り、光太郎の力になりたくて空手を習得した。クライシス壊滅後はカメラマンの仕事に戻った。

霞のジョー(小山力也)
 16話から登場した流れ者の地球人でクライシス帝国の連中によって改造人間にされた過去を持つ。怪魔ロボット・ネックスティッカーに操られて光太郎を襲うが、光太郎に助けられてからは光太郎を「兄貴」と呼んで慕うようになる。光太郎もジョーに信彦の面影を見ていた様子。
 戦いではサイを使った体術で光太郎をサポートする。怪魔界を彷徨っていた際にレイカ族の女性・セーラと婚約していておりそれが元で光太郎と仲違いをしてしまったことも。
 26話でボスガンによって重傷を負わされてしまうが37話で戦線復帰を果たす。
 クライシス壊滅後は自分自身を探す旅に出る。

佐原茂(井上豪)
 佐原家の長男で宇宙飛行士になるのが夢。光太郎を実の兄のように慕っていたが、17話で光太郎がRXであることを知る。
 クライシス壊滅後はひとみと共に響子と一緒に生活することになる。

佐原ひとみ(井村翔子)
 茂の妹。茂同様に光太郎を兄のように慕っている。クライシス皇帝の娘・ガロニア姫と同じ特徴を持っていたために怪魔界に連れ去られたことも。彼女も光太郎がRXであることを知っている。

佐原俊吉(赤塚真人)
 光太郎が勤める佐原航空の社長で会話から察するに光太郎の叔父らしい。ゴルゴムの戦いを終えて心身ともに疲れ果てた光太郎には何も聞かず充実した人生を送れるようにとヘリコプターの操縦免許を取らせた人で光太郎にとっては恩人のような存在。婿養子という立場上、妻である唄子には頭が上がらない。
 46話で子供たちを守ろうとしてジャークミドラに殺されてしまう。

佐原唄子(鶴間エリ)
 俊吉の妻。専業主婦で気が強い。光太郎のことを「光ちゃん」と呼ぶ。家族との平和な生活を望むあまり光太郎に辛く当たった事も。
 46話で佐原と一緒に子供を守ろうとしてジャークミドラに殺されてしまう。

的場響子(上野めぐみ)
 29話から登場した中学生の女の子。貯水場の責任者を父親に持っていたが両親をムンデガンデに殺され、敵討ちのための力を手に入れることを願い、特訓の末に水を操る超能力を体得。光太郎に協力を申し出る。
 彼女の超能力は行方不明者を探したり、洗脳された人々を救ったりと色々な状況で活躍。38話からはアーチェリーを使うようになる。超能力が使えるというライダー女性陣という設定ですが「アギト」の真魚ちゃんの元ネタになった?
 クライシス壊滅後は茂とひとみと共に生活することになる。

吾郎(小野寺丈)
 佐原航空の社員食堂のコック。同じく社員食堂で働くナナ子とは名コンビ。

速水隼人
 2話・6話・7話・12話で登場した警部補。常人離れした力を持つ光太郎を要注意人物としてつけまわすがその度にクライシス絡みの事件に巻き込まれてしまうという気の毒な人。
<敵組織・クライシス帝国>
 ジャーク将軍曰く「地球にあって地球にない場所」怪魔界からやって来た侵略者。以前は平和な世界だったらしいが千年前にクライシス皇帝の独裁が樹立したことにより、環境が悪化。滅び行く帝国に住む50億の民を地球に移住させるために虫のような外観の移動要塞から色々な侵略作戦を行う。会話を聞く限りではショッカー〜バダンまでの敵組織との関連性はないようだ(ゴルゴムの存在は知っていた?)。
 最終回で怪魔界は「地球の影」ともいえる双子星でお互いのバランスが成り立つことで成立する世界であること、怪魔界は地球環境の悪化が原因で死の星となっていたと皇帝は語る。RXはクライシス皇帝を倒すが、皇帝の死と共に怪魔界は滅んでしまった。
 
ジャーク将軍(スーツアクター:高橋利道/声:加藤精三(1話〜44話)・柴田秀勝(45・46話)
 クライシス帝国・地球攻撃部隊の司令官。厳しい性格で手にしている杖からは24時間苦しむショックビームを放つことが出来る。部下に厳しいところを見せる反面、状況によっては部下をかばうことも。また出身問わず人選を行う公正さもある。
 46話で度重なる作戦失敗の責任を取らされ、皇帝の魔力で最強怪人・ジャークミドラに改造されてRXに挑んだがリボルクラッシュを受けて絶命した。
 映画「オールライダー対大ショッカー」では大ショッカーのメンツとして登場。

海兵隊長・ボスガン(スーツアクター:藤木義勝/声:飯塚昭三)
 怪魔獣人部隊を率いる海兵隊長で純血のクライシス人。貴族でナイトの称号を持つ。プライドが高く、他の隊長との共闘はよほどのことが無い限り行わない。剣と投げナイフの使い手でもある。
 貴族でナイトらしくスマートな言動の敵だが、その裏でジャーク将軍に取って代わろうと野心を燃え上がらせたことも・・・(25・26話)
 44話で皇帝の親衛隊ともいえるグランザイラスの出現で焦りを感じ、電磁波剣を携えてRXに挑むがリボルクラッシュで倒されて妖気となって消え去った。
・怪魔獣人:ボスガン配下の怪魔戦士。優れたクライシス人を改造して作り上げた怪人。動物の特徴を持っている。名前に「ガイナ○○」とつくのが特徴。

機甲隊長ガテゾーン(スーツアクター:北村隆幸/声:高橋利道)
 怪魔ロボット部隊を率いる機甲隊長。彼自身ロボットで首と胴体を分離して首だけ移動するという特技を持つ。ストームダガーというバイクを操り、部下の怪魔ロボットと連携で作戦を行うことも。マリバロンやゲドリアンとはウマが合うらしい。くだけた喋り方がいい感じ。
 43話で最後の怪魔ロボット・ヘルガデムとダスマダーが提供したクライシスチャージャーで強化されたネオストームダガーを使ってRXに挑む。体に仕掛けられた爆弾を使ってRXを倒そうとするが、RXはバイオライダーになって脱出。頭だけになったところをRXキックで倒された。死に際のセリフは「地獄で待ってるぜ!RX!」だった。
・怪魔ロボット:ガテゾーン配下の怪魔戦士。クライシス帝国が誇る科学力で作られ、高度な知能を持つ。

諜報参謀・マリバロン(高畑淳子)
 怪魔妖族を率いる女幹部でボスガン同様純血のクライシス人。あらゆる妖術に長けており、人間に化けて作戦を進めることもある。得意の妖術と知略で光太郎を苦しめる(・・と言う割には光太郎の方が一枚上手かも?と感じますが)。戦闘能力も高く、頭飾りの羽根を手裏剣のように使ったり、口から炎を吐いたり光の鞭で戦うこともある。
 45話でバイオライダーによって顔に傷を受け顔に眼帯のようなものをしていた。最終回まで生き残っていたが光太郎を懐柔しようとする皇帝の発言に逆らったために皇帝に処刑されてしまった。
・怪魔妖族:マリバロン配下の怪魔戦士。妖術を戦闘訓練によって体得したクライシス人の戦士。名前に漢字が入っているのが特徴。

牙隊長・ゲドリアン(スーツアクター:渡辺実/声:新井一典)
 怪魔異星獣部隊を率いる。純血のクライシス人ではなく怪魔界の中では一番寒いゲドラー域の出身で身分が低いため自分の地位に固執するフシが見られる(22話)。
 奇声を発しながら獣じみた動きをするところが印象的。
 幹部連中が最後通牒をを受けた42話で自分の細胞を媒体にして作り上げた怪魔異星獣・ゲドルリドルを使ってRXに挑む。自分の体をバイパスにしてクライシス要塞のエネルギーをゲドルリドルに送るがゲドルリドルはリボルクラッシュで倒され、自身は自滅に近い最期を遂げた。
・怪魔異星獣:ゲドリアン配下の怪魔戦士。怪魔界に生息する生物をクライシス帝国が誇る科学技術で改造されて生み出された。

査察官・ダスマダー大佐(松井哲也)
 28話から登場。なかなか進まない地球侵略に業を煮やしたクライシス皇帝が送り込んだ新幹部。4隊長やジャーク将軍の動向を調べ上げ、皇帝に報告することを任務としている。4隊長やジャーク将軍さえも処罰する権利を皇帝から与えられており、ジャーク将軍とは折り合いが悪い。何かあるごとに「処刑」と口にしていた。
 剣を携えて前線に出たり、作戦の立案にかかわることもある。実はクライシス皇帝の分身だった。
 衣装が初代仮面ライダーに登場したブラック将軍にそっくり。

クライシス皇帝(声:納谷悟郎)
 1000年前に怪魔界に現れ、クライシス帝国を建国した独裁者。幹部連中から全知全能神の様に崇められていて存在自体は初期編から語られていた。幹部連中ですら姿を見たことがないのだが、最終回目前で見せた姿は巨大な顔をした岩状の生命体だった。
 触手や目からのビームでRXを苦しめたがリボルクラッシュで倒された。

シャドームーン(スーツアクター:岩田時男/声:寺杣昌紀)
 前作で死んだと思われていたが、全ての記憶を失い、打倒ライダーの執念で復活。22話でクライシスと手を結んだが、当のジャーク将軍は打倒ライダーの妄念を抱えるシャドームーンを利用してるだけだった。そのため自分を利用したクライシスを許せず、独自にRXに挑む。
 魔剣・シャドーセイバーを召喚する能力を身につけている上に、自分よりも総合能力が上のRXやロボライダー・バイオライダーの特殊二形態相手でも引けを取らない戦闘能力を発揮。最後は信彦としての自我を取り戻し、傷ついた体でクライシスの人質にされた子供たちを助け出したあと、息を引き取った。