remove
powerd by nog twitter
仮面ライダークウガ登場人物紹介

<仮面ライダー>
仮面ライダークウガ(スーツアクター:富永研次)
 超古代に栄えたリント族の遺産である「アークル」に納められた霊石「アマダム」の力で五代雄介が変身した姿。クウガ自体は改造人間ではないが、力の源であるアマダムは身につけた者の身体を強化させる性質があるため実際は改造人間に近い感じになっているらしい。クウガの姿はリントで神聖なる物として崇められているクワガタムシがモチーフ。

<能力・各フォームの説明>
能力
 クウガ自体は改造人間ではないが体内のアマダムが身につけたものの身体を強化させる性質がありアマダムを中心に広がっている神経組織が身体を強化(特に右足はキックを放つため著しく強化されている)。身体が強化されているおかげで常人なら全身打撲で死ぬダメージも1ヶ月で直してしまうので実際は細胞レベルで身体を強化された改造人間と同じ。変身の原理は体内のアマダムが身体の生体組織を変貌させてクウガへと変身させるというもので直接特殊変身に変身する事も可能。体内の霊石が力の源になっているところはBLACK(RX)と同じ。
 特殊3大変身は分子再構成能力によって対象物を専用武器に変えることが可能。
 
マイティフォーム
 「邪悪なる者あらば希望の霊石を身につけ炎のごとく邪悪を打ち倒す戦士あり」と碑文に示された炎の戦士でクウガの基本形態(2話が初登場)。格闘戦重視の形態で必殺技は敵怪人に封印の文字を相手に打ちつけるマイティキック(右足の裏に「封印」を意味する古代文字が刻まれている)。サイ怪人・ズ・ザイン・ダ戦で通常のキックを破られたため雄介の107番目の特技・空中回転を加えることでキックの威力が増した。

ドラゴンフォーム
 「邪悪なる者あらばその技を無に帰し流水のごとく邪悪を薙ぎ払う戦士あり」と碑文に示された水の戦士で跳躍力・スピード重視の形態。ズ・バヅー・バ戦において「もっと高く飛びたい」と雄介が願った結果体得した。ジャンプ力はマイティーフォーム時の15メートルから30mに強化される反面、力が劣ってしまう。動きが速いので水中戦でこの形態を使っていた(14話)。
 「長きもの」(手すりなど)をドラゴンロッドに変化させる事が出来、ドラゴンロッドによる突き「スプラッシュ・ドラゴン」が必殺技。

ペガサスフォーム
 「邪悪なる者あらばその姿を彼方より知りて疾風の如く邪悪を射抜く戦士あり」と碑文に示された風の戦士で五感が驚異的に強化される形態。7話でメ・バヂス・バの空中攻撃に悩まされた際に体得した。五感が通常時の倍にになるため体力を消耗しやすく、50秒しか変身を維持できない上に接近戦には弱い。
 「射抜くもの」をペガサスボウガンに変化させる事が出来、封印エネルギーを矢のようにして放つ「ブラストペガサス」が必殺技。

タイタンフォーム
 「邪悪なるものあらば鋼の鎧を身に着け地割れの如く邪悪を切り裂く戦士あり」と碑文に示された大地の戦士でパワーと防御力重視の形態。
 全身の筋肉が強化されるため強力なパンチを放つ事が出来るが(14話)、生体鎧の重量のため跳躍力とスピードが落ちる(RXの特殊変身・ロボライダーみたいですね)。
 「切り裂くもの」をタイタンソードに変化させる事が出来、剣で敵を貫く「カラミティタイタン」が必殺技

グローイングフォーム
 白い体のクウガの不完全形態。戦士としての心構えが不十分だったり、急激に体力を消耗した際になってしまう形態。この形態になってしまうと二時間は変身が不可能になる。力もマイティフォームの半分になってしまうが、19話では3段キックでメ・ギノガ・デを倒している。

<バイク>
トライチェイサー2000
 警視庁が開発した都市型白バイの試作品で、一条の計らいでクウガの愛車に。ボディの色を変更することのできるマトリクス機能を持ち、変身前は「ブラックヘッド」、変身後は「ゴールドヘッド」のカラーリングを使用。始動キーとなるトライアクセラーは警棒としても使用できるが雄介はタイタンソード用の素材にしていることが多い。ベース車両はGASGASパンペーラ。

装甲機ゴウラム
 リントが作り上げたクワガタムシ型の生体メカ。クウガと同じくアマダムを持ち、リント語を話す。クウガを掴まらせて飛行したり、変形してバイクの装甲となる。

トライゴウラム
 トライチェイサー2000とゴウラムが融合合体した姿。体当たりで敵に封印エネルギーを流し込むトライゴウラムアタックが決め技。ただし、この技を使ってしまうとエネルギーを一気に消耗しゴウラムは破片に戻ってしまう(元に戻すには金属を取り込まなければならない)。ベースとなっているのはYAMAHA V-MAX。

五代雄介(オダギリジョー)
 リントの遺産であるアークルを身につけてしまったことからクウガへの変身能力を授かった自称・冒険家の青年。本人曰く「2000の技で人々を笑顔にすることが夢」らしい。北海道出身で城南大学の卒業生でもある。
 普段はのんきで自然体で接しているが、実際は責任感が強く、他人に弱いところを見せない強さも持つ。普段は喫茶店「ポレポレ」で住み込みのバイトをしている。
 本当は戦いを好まない性格で人々のためとは言え、グロンギ怪人相手に拳を向けることに対して嫌悪感を持っていたりする。

雄介の周囲の人々

一条薫(葛山信吾)
 長野県警の刑事だったが、未確認生命体絡みの事件に遭遇した事から警視庁の特別合同捜査本部に異動する事になる。
 「中途半端はするな」と言う父の教え通りに成長し、実直で真面目な性格。当初は民間人である雄介が未確認生命体と戦う事に戸惑いを感じていたが雄介の決意を知ってからは自分が出来る限りの力でサポートを行う。「未確認生命体4号(クウガのこと)」に関しては上層部から全て一任されている。射撃の腕は抜群で、何度も雄介の危機を救った。
 名古屋出身で父は刑事だったが10歳の時に他界。母は名古屋の病院で看護婦長を務めている。

沢渡桜子(村田和美)
 城南大学の考古学研究質に席を置く大学院生で雄介とは大学時代からの友人。クウガの正体を知る人間の一人で考古学者としての観点でクウガの能力を解析する。リントの碑文を解読する傍ら修士論文の作成を行っているなど忙しい様子。

五代みのり(葵若葉)
 雄介の妹で「わかば保育園」で保育士をしている。雄介に対しては絶対的な信頼を寄せており、一度絶命した雄介の帰還を信じていたほど。おやっさんには「みのりっち」と呼ばれている。彼女も雄介がクウガだということを知っている。

おやっさん(きたろう)
 雄介の居候先兼バイト先である「ポレポレ」のマスター。雄介の父とは知り合いでいつもオヤジギャグを飛ばしている。4号の人柄に惚れこみ4号関連の記事をスクラップ集にして集めているが雄介がクウガというのは知らない。

朝比奈奈々(水原詩生)
 おやっさんの姪。雄介に一目惚れし、「五代雄介ファンクラブ会員1号」を自称している。ポレポレで働きつつ芝居の勉強をしている。
 おやっさん同様雄介がクウガというのは知らない。芝居の先生をメ・ガルメ・レに殺されたショックから仕事を休んでしまったことも。

椿秀一
 関東医大病院に勤務する医師で一条とは高校時代からの親友。以前は監察医務院に嘱託医師として働いていたことがあり、元は検死医らしい。クウガとなった雄介の体を調べたのが縁で未確認生命体関連の事件にかかわる事になる。医者としての観点でクウガの能力を解析したり、未確認生命体に殺された人々の司法解剖を担当する事も。
 稲森麗子という女性と付き合っていたが、未確認絡みの事件に関わるようになってからは疎遠になり、振られてしまった。女性の口説き方に関してはかなり変わっていたりする。紅茶はストレート派。

榎田ひかり(水島かおり)
 科警研に勤務する技術者で一条とは知り合いらしい。特殊ガス弾などの武器を開発したり、未確認生命体の生態の解析を行う。
 6歳になる息子がいるが仕事優先の態度のためかなかなか家族の時間を持てなくて悩んでいるようだ。

杉田守道
 特別合同捜査本部付きの刑事で一条の同僚。当初は4号(クウガ)を警察の指示通りに射殺しようとしたが、自身がクウガに助けられてからは理解を示すようになる。

笹山望見
 特別合同捜査本部付きの婦警で、刑事たちに未確認絡みの情報を伝えるオペレーター役を務めている。父親も刑事だったが病気で亡くしている。

ジャン(セルジュ・ヴァシロフ)
 城南大学考古学研究室に籍を置く研究員。ゴウラムの研究を行っている。梅干が好物


<敵・グロンギ族>
 超古代に存在していた好戦的な種族で彼らはリントの戦士・クウガによって九郎ヶ岳に封印されていたが発掘作業によって封印が解かれ、現代に復活した。
 動物や植物の特性を持ち、人間体になることも可能で短期間で日本語をマスターするなど知能も高い。警察からは未確認生命体と呼ばれている。
 連中はゲーム感覚で人を殺しているが目的は不明。

バラのタトゥの女=ラ・バルバ・デ(七森実江)
 額のバラの刺青から「バラのタトゥの女」と呼ばれている。ラ族に属する怪人でゲゲルの監視役。当初は黒いドレスに赤のファーといういでたちだったが、22話から白いドレス姿に。

ズ集団
グロンギ怪人の中でも下級の集団。筆頭格はズ・ザイン・ダ。

メ集団
グロンギ怪人の中では中級の集団。筆頭格はメ・ガリマ・バ。

ゴ集団
グロンギ怪人の中では上位の集団。

未確認生命体0号
封印から甦った後消息は不明