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ファミコン−AV出力増設

もう発売から21年経つ初代ファミコン

いまだ“現役”として使えるのが凄いですね。PS2では絶対無理だな。
ま、PS2の貧弱製はその…伝統と言うか、意図的なモノでしょうけどね。

また任天堂は最近まで初代ファミコンの製造を行っていたそうですよ。頑張りましたね。…と言う事はディスクシステムなども残っているのだろうか。

単純にAV出力が欲しいだけならコンパチ機やNewFCを買えば済む話しです。2Pマイク付きとAV出力が欲しいのならツインファミコンを(入手難しいw


Sビデオ出力まで欲しいのならファミコンタイトラーを(入手困難ww
ファミコンは実にシンプルな構造です。分解に苦労することはまずないでしょう。あるとすれば「ネジが錆付いて硬い」とか。

ただ無駄が少ないのでコネクタ増設スペースはちょっと考える必要が…外見を気にしなくて良いならその辺に穴明けてケーブル通して引き出せばOKです。


本体にやたら穴を明けるのは気が引けるので、今回はコネクタを外部増設したいと思います。
金属加工にはリーマー万力クランプ等が便利。今回の作業だと、リーマーとクランプが必要です。予算があるならグラインダやリューターもオススメします。
L字の金具の穴を広げ、ここにプラグをはめ込みます。実際にプラグを合せながらぴったり嵌まるまで穴を広げていく。

なお、クランプで抑えていないと、リーマーを回すたびに金具が捩れて変形してしまうのでご注意下さい。
プラグをはめ込むとこの様な感じになります。これをファミコン本体に取り付ければOKです。
220uFのコンデンサと75Ωの抵抗を直列に繋ぐだけでビデオ出力が得られます。コンデンサ+側が本体、抵抗が出力端子となります。

コンデンサと抵抗だけなので手持ちの部品で済みますね。そう珍妙な値でもないですし。

音声出力を得るには47uFのコンデンサ+を本体、−が出力と繋げばOKです。
L字金具はこの位置にこの様に取り付けました。ここだとRAMアダプタと干渉するのですが、そもそもRAMアダプタは持っていないので良しとします。

ケーブルは凄いひ弱なワイヤーを使ってお茶を濁してます(;・∀・)
せめてシールド線を使いましょう。AV出力とはいえノイズが乗ってしまう様では意味がありません。
ただこのワイヤー線ならこの隙間を通せるので本体加工の手間が省けるメリットがあります。それでも画質に比べれば全然小さいけれど…。
最後に作動確認。ケーブルが汚い…。電源ランプがないからなァー…寂しいなァー…

次は電源ランプを増設してみようか。

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
出力できました。本当にあれだけで取り出せるモノなのですね。



これで、2Pマイク付きのAVファミコンができましたね。アナログチューナーがなくなればRFスイッチは使えなくなってしまいますが、これで延命できます。しかし2014年にはアナログ信号廃止らしいです。ま、廃止と言っても「機材が残っていれば」それが壊れるまで使い続けられますから・・・当分問題ない。

TVゲーム機の様な代替手段の無いモノはどうなるのでしょうか。PS2でさえデジタル出力は持っていませんからね。アナ→デジコンバーターは必須でしょうね。

PSに関してはPS3あたりが、デジタル出力を持って登場してくれると思いますけど…最近のsonyは技術力が衰えてるから…「デジタル化の為、下位互換なし」とかもありそうで怖い。


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