「花のTGS2004」 9月27日(月) 最近部屋の片づけを徐々に進めておりまして、不要なハードなどを処分し始めています。正直処分に困るようなモンが結構あるんですよね。最近はこういう家電系って捨てるのが難しいじゃないですか。そこで近所に「ハードオフ」がある事に気づきました。早速持ち込んでみました。X68000本体(スロット1つ破損)・キーボ・マウス、電車でGO!専用コントローラ初代(箱ナシ)、ワンダーメガ(本体のみ)という顔ぶれ。出てきた金額・・・・200円(全部で)。安っ!まぁ、ゴミみたいなもんですから仕方ないんですけどね・・・。でも考えてみたらワンダーメガって本体の定価82,800円だったんですよね。ありえない値段です。そのワンダーメガ、一体200円の内のどれくらいの値段だったんでしょうか。さて、近年稀に見る盛り上がりを見せた(ような気がする)「東京ゲームショウ2004」も無事に終了しました。なんでも昨年を1万人上回る約16万人が来場したとかで。PSPやNDS(任天堂は出展してませんが)など噂の新マシンに加え、各社なかなかツボを突いたいい新作を出してきていることが功を奏したのではないでしょうか。今回はHEDが気になったニュースベスト4(中途半端に不吉)で行ってみたいと思います。1位 SNKプレイモア、過去の作品をネット対戦可能で続々復刻。なにしろこれが一番ビックリしたし、ワクワクしたネタです。まさかこうくるとは。一体どの辺が採算分岐点なのかと心配してしまいますが、一気に6本も発表(’94は発表済みでしたが)とは太っ腹なことです。「KOF」の94から2000まで全部のみならず、「餓狼MOW」、「月華(1&2)」、「ティンクルスタースプライツ」という涙モノのラインナップ。移植ものフェチのHEDには直球ド真ん中の展開です。
「KOF’94 RE−BOUT」は、全キャラ初のハイレゾ化、背景ポリゴン化(ほぼ作り直し)と気合入りまくり。やればできるんですなー。全くのリメイクになっている上、オリジナルの忠実移植版も収録。どこぞのエイジスにツメの垢でも煎じて飲ませてやりたいくらいなもんです。「’94」と言えば「KOF」がまだお祭り騒ぎだった頃の夢の作品でした。リョウが、アテナが、ラルフが、テリーが、同じ舞台で戦ってるよオイ!みたいなまさにドリームマッチ。効果音も良かったなぁ。特に龍虎系の「スコーーン!」も忠実だったり。龍虎の「スコーーン!」良かったですよね!?「1」の時なんか「虎煌拳スコーーン!虎煌スコーーン!飛燕疾風脚スコスコーーン!」って。いつからなくなったんだ。寂しい。2位 PS2用「復刻版サターンパッド」発表!いやぁ、これはマジで嬉しいです。実は「スト3」を買ったこともあり、PS2の6ボタンパッドを探していたのです。しかし頼みの綱の「アスキーパッドFT」は生産終了済みでオークションにもあまり出てこない有様。PCにサターンパッドが出ることを知って、PS2版の登場をどれだけ望んだことか!特にアーケード移植モノには使いやすそうなサターンパッド、こりゃ重宝しそうですよ。しかし冷静に考えてみると、PSにサターンのパッドがささるわけですよね。サターン全盛の頃、一体誰がこんな光景を予想したでしょうか。ファンとしては複雑ですが、サターンの残り香を素直に楽しむとしましょう。3位 3D版「メタルスラッグ」公開色んな意味でこれは注目。ってかガッカリ。
3Dで「メタスラ」。これは言わば足を踏み入れてはいけない禁忌の領域と言っても過言ではないでしょ。それをやすやすと越えちゃったよ。
SNKプレイモアはソフトにお客様アンケートを入れない事で有名ですが、一度「メタルスラッグを3Dにしたら嬉しいですか?」という質問をユーザーにすべきでした。100%の回答率で「ふざけんな」と返ってきたでしょうに。なぜこうユーザーの気持ちを考えない展開を堂々とできるのか謎。「おぉー、SNKプレイモアGood Job!」と言われるとでも思ったんでしょうか。
普通の神経なら・・・「あの『メタルスラッグ』を3D化!独特の世界観を3次元の世界で再構築!3D化による臨場感!」とか言われるよりも「『メタルスラッグ1〜3』の制作陣を再結集させ、死人が出てもおかしくないコダワリのドット絵復活!究極の2Dアクションを目指し「メタルスラッグ」新作開発中!」とか言われた方が絶対喜ばれるよ普通に考えて。大人の事情でどうしても実現できないんだったら余計な新作は作るべきじゃないです。「メタルスラッグ」はそれほどのブランドです。是非ショーで発表された時には・・・
「あのメタルスラッグが3Dで登場です!」
「ブゥゥーー!ブゥゥーー!」
とブーイングの嵐を起こして欲しかった。4位 「ポップンコントローラ2」公開!と言っても写真だけ。写真だと、形は前作と一緒ですけど、色が真っ黄っ黄。単体版は白らしいですが、白のほうが良さそう。ボタンは少し膨らみがあって、なかなか良さげ。でも肝心の押し心地や消音対策の有無などは不明。おとなしく発売まで待つしかないんでしょうか。消音だけはお願いだから気を使ってくれぃ!今回のショウはなかなかいいニュースが目白押しでしたが、あえてアブベル的視点で気になったニュースを挙げてみました。あぁ、今回のショウは行きたかったなぁ。しかしSNKプレイモアは人を喜ばせたりガッカリさせたりと忙しい会社ですね。
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