「ヴァーチャルアトラクション」 7月23日(金)
「グラディウス5」を購入しました!発売日に速攻入手したソフトは久しぶりかも(ついでに「ストIII3rd」も買いましたが)。しかし良く出来てるなー。いや、良く出来てるを通り越して、スゴすぎる。今までのグラディウスを思い切り突き放したようで、実はそうでもない非常にニクい作り。懐かしいライバル達や懐かしい効果音、BGMがちりばめられつつ、全く新しいダイナミックな世界観を構築しています。この「思い切り」のサジ加減が絶妙で、さすがトレジャーと関心。もともとコナミの開発集団だったトレジャーにあえて下駄を預けたコナミの心意気も素晴らしいと思います。美しいグラフィックに派手な場面展開、ダイナミックでシンクロ率が高いBGM。これは「映画っぽい」というよりももはや「テーマパークのアトラクション」っぽい臨場感。グラディウスをモチーフにしたアトラクションに半分参加しているような。時たま挿入されるデモもリアルタイムポリゴンでスムーズに繋がっていて思ったより邪魔じゃなかった。見せ方もうまくむしろ臨場感があり、よりアトラクションっぽくて気分が高揚します。ゲームという遊びが性能とともにこれからも進化するなら・・・映画を目指すのではなく、家庭で気軽に楽しめるヴァーチャル・アトラクションを目指すべきなんだな、と再認識させられました。まだ完全に本物のテーマパーク・アトラクションのワクワク・ドキドキ感までは行きませんが、根っこで繋がり始めたような、そんな期待感が生まれました。このまま進化するときっともっともっと楽しいことになる・・・と感じさせてくれます。プレイヤーを楽しませるのは押し付けがましい作品性じゃない。いかにゲームの中に引き込んでアドレナリンを引っ張り出すか・・・そんなゲーム屋の手腕を垣間見た気がします。少しでも「グラディウス」に関わったことのある人には是非プレイして欲しい一品。
これ、バンバン売れて欲しいナァ。こういうレベルのシューティングを開発することに及び腰にならない環境になることを切に望みますよ。この調子で「沙羅曼蛇3」や「極上パロディウス2」を是非作って欲しいですが無理でしょうかね・・・。
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