「懐かしやBeep」 4月15日(木)
皆さん「Beep復刻版」は買いましたか〜?このHPによく遊びに来てくれる方々であれば大半の人が購入したのではないでしょうか。
いやぁ、懐かしいですね!当時は毎号欠かさず(さらに発売日より早く)買っていましたが、手元からは一冊残らず消滅していただけに、もはや10年以上ぶりの再会。懐かしい〜!と思う反面「こんなんだったっけー?」と思うこともあったりしてなかなか面白い。
「ドリマガ」の400号記念(通巻)として今回の復刻となったわけですが、初めに復刻の知らせが出た時仕様が以下のように出ました。
【発行】ソフトバンクパブリッシング
【判型】AB版(264*210)
【頁数】256P前後
【備考】付録 別冊 冊子 AB版-128P 中綴1冊、特別付録 CD- ROM 2枚組
本誌256ページ前後!?少なっ!全56冊あった「Beep」ですが、そんなページ数じゃほとんど復刻なんていえないじゃーん、と思っていましたが・・・ふたを開けてみると復刻版は、1ページに当時のものが4ページ分収録。つまり見開き2ページで8ページ分復刻されているわけで、全部でおよそ1000ページ分も復活したんですねー。こりゃ読み応えバッチリです。
さらに別冊で、ほぼ当時と同じ大きさで再現された「Beep」(中身はダイジェスト)がついてくるので、最終的には「Beep」の歴史ほぼ全てが凝縮されているんじゃないでしょうか。
ボリュームは保障付きと言えます。
別冊はまるごと一冊復刻かと思ったらダイジェスト。まぎらわしや。
実際物凄く楽しみにしてて、ワクワクしながら読みましたが、あらためて読んでみるとアラこんなもんだったのねというのが正直な感想。現在の「ドリマガ」などの方が内容は濃いし面白い。まぁ業界自体の「厚み」も違いますし、雑誌作りのノウハウも比べ物にならないでしょうから仕方ないんですが。
思い出は美化されるといいますが、やはり一番重要なのは当時のリアルタイム感でしょうか。セガマークIIIの記事などは、当時のテンションで読むことはもうできないんです。ホントに寂しいことですが、当時のワクワクドキドキ感は甦ることはないんです。
マークIIIが、セガが唯一優遇されて掲載されていたあの時代だからこそ興奮できた、そんな現実をまざまざと突きつけられました。
まぁ、懐かしむアイテムとして、そしてゲーム黄金時代である80年代の貴重な資料として必携であることは間違いないです。今回の復刻を決めた関係者の方々、そして復刻を訴え続けてきた同志達に乾杯!なんだかんだ言いながら、同窓会のように楽しむのが一番なんですヨね。
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