「夢に描いたファンタジー」 9月24日(日)
いやぁ、今回の「PSU」騒動、誰より一番ビックリしたのはセガ自身ではないでしょうか。発売後の接続殺到により登録サーバーへ繋げないアクシデント続出、登録後もゲームサーバーに繋がらない、さらにはアイテムの無限増殖バグまで発見されて、発売一週間でユーザーのキャラデータ強制リセット、前代未聞の「発売後試験期間」突入・・・。予想以上の接続数が騒動の発端と言われていますが・・・。
売れてしまったことさえマイナスに作用するとはさすがセガ。
しかし決して憎めないセガ。
セガとは僕らの青春の代名詞と言っても過言ではないのですから。そのセガが、僕らをまたドキドキさせてくれています。
先日の戦略発表会から今日までの「東京ゲームショウ」にかけて、セガエイジス2500の新ラインナップを続々発表してくれました!いやぁ、正直もうやめちゃうんじゃないかと不安になっていたので、これは嬉しい誤算。
その期待のラインナップは↓
・「モンスターワールド コンプリートコレクション」
・「ファンタシースター1・2・3・4」
・「電脳戦機バーチャロン」
・「ファンタジーゾーンIIDX」
やべえ、脳汁が溢れ出そうだ。
「モンスターワールド コンプリートコレクション」は、「コンプリート」というだけにACの「ワンダーボーイ」、「モンスターランド」、「モンスターレア」、そしてMDの「モンスターワールドIII」、「同4」などを全収録してくるでしょう。さらにおそらくマークIII版やGG版もオマケで入れてくるであろう超ゴージャスな仕様。これはなかなか衝撃。確かに過去奥成氏自身が「モンスターワールドはやりたい」と言っていましたが、実現してしまうとは(まぁ実際やってるから言えるセリフなんですけど)。80年代アクションの金字塔、完全移植なら相当ポイント高いです。「ファンタシースター」はSS版をほとんどそのまま持ってくるんじゃないかなぁ。
「バーチャロン」はオリジナルにあまり思い入れがないのでコレクションとして。
そしてやっぱり一番の注目は「ファンタジーゾーンIIDX」ではないでしょうか!?
公式の紹介文にはこう書かれています。
オパオパの冒険、再び。さまざまなゲーム機でヒットした名作『ファンタジーゾーン』幻の続編が、誰もが夢に描いた姿で新たに甦る!
これは素直に「ファンタジーゾーンII」のリメイクってことでいいわけですよね?
「幻の続編」ってのがちょっと引っかかりますが。「II」だとしたら僕らにとっては幻でもなんでもないし。
でもまぁ「新たに甦る」というのだからやはり「オパオパの涙」ってことで決定でしょう。
そして注目すべきはこのくだり。
「誰もが夢に描いた姿で新たに甦る!」
そう、誰もが夢に描いた姿なんです。
これがどんな姿になって出てくるかでセガとファンの温度差がハッキリ現れるという、ギャンブルかつ挑戦的な謳い文句!これでハズしたら超総スカンであろうことは素人でも想像がつくので、かなり「ファンの夢」に対して理解があるという自信の表れでしょうか。
HEDもファンの端くれ。
HEDが夢に描く「ファンタジーゾーンII」の姿をちょっと箇条書き。
★グラフィックは2D
★2重または3重スクロール
★上下にもスクロール
★目がが覚めるような80年代セガパステルカラー
★ワープの演出をスマートかつファンタジックに(360版の「タイムパイロット」みたいなのもいいなぁ)
★キンタマンや達磨落としのようなセンスに欠けるキャラはIDA2やコバビーチのような抽象画顔に描き直し
★ボス面へのワープ廃止で、前線基地全滅その場で登場
要は「システム16版ファンタジーゾーンII」。
それがまさに夢に描いた「ファンタジーゾーンII」です!
あぁ、これが実現したら超幸せ。エイジス万歳。
そして当然AC版「1」、マークIII版「1」、「2」も収録ですよね?奥成さん。
すげえ、一生モノの宝になりそうだよ・・・。
まさか予想を全て覆した「安易な3D化」なんていう悪夢ではないですよね・・・?
さて、エイジス版「スペハリ」の「THEME4」の件ですが・・・(まだこだわってる)。
とあるカスタマーレビューのページにて、長年実機の基板をいじってきた人が「基板から出ている音はあんなものだった。非常に忠実だ」と証言しています。
基板から録ったというCDの音がPS2版と違うことは(皆さんの協力もあり)前にここでも結論が出たことです。
しかし実機はどうなんでしょうか?
本当に基板から出ている音ってどんなモノなんでしょうか?
実機が本当に周りにありませんからねえ・・・。
エイジス版、実際はそのチープな音まで再現してしまった究極の移植なんでしょうか。
検証は続きそうです・・・。
戻ろうね