「リスペクトが足りなくて」 8月7日(月)
ちょっと久しぶりのらくがきです。
公私共に忙しいのが原因ですが、継続は力なり。辞めるつもりは今のところ全くありません。
ってか最近ゲームほとんどしてません。嫌いになったとかそういうのは全くないんですけどね。
DSかGBA、もしくはレゲーなどはチョコチョコ遊んでます。
最近切に思います最近のゲームは「自分に合う」ものが少なくなったなぁ、と。同年代ゲーマーの皆さん、感じません?
なんだか取り残されているような寂しさを感じます。
先日海外サイトで流れた「Wii」のプロモ画像と言われるイラスト・・・・。
あぁ、あの頃は楽しかったなぁ。
これを見てると、昔の友達たちを見ているような、なんだか微笑ましい気分になります。
今のゲームは(一部を除き)絶対何かが間違っています。僕らの好きな「ゲーム」じゃない。
まぁその辺の話はまた次回にでもジックリさせていただきます。
さて、そんなアンニュイなHEDの最後のよりどころともいうべき「復刻ゲーム」さえ、制作者の皆さんがなんだかさえない事ばかりやってくれるもんだからテンション下がりまくりな状況です。
PS2で発売された「カプコンクラシックスコレクション」では「大魔界村」の画面が暗い、「フォゴットンワールド」のBGMが違うステージがある、「ファイナルファイト」でBGMにノイズが混じるなどのチョンボに批判が集中。希望者には修正版との交換に応じているとか。もうふざけるなよと言いたくなるってもんです。
だいたい簡単に治るようなミスを残したまま発売するなよ・・・。
さらに1枚のディスクに25本もの作品を収録した「タイトーメモリーズ(上巻)」も、先日発売された廉価版では遅延や音声バグなどをコッソリ修正しやがったみたいで。通常版を買ったヤツはデバックマン扱いですか。
しかもその修正を行ったことで「メタルブラック」や「エレベーターアクションリターンズ」などに新たな致命的バグが生じてしまいました。
ユーザーからの「修正して欲しい」という要求に「通常版にはそのようなバグはないので、通常版となら交換します」と堂々とのたまってるらしいです。タイトーは。
なんか違うんじゃないかなぁ。企業として間違ってる。
一体誰に向けてこれらの商品を開発・販売してるの?
昔からゲームが好きな「ファン」に向けてじゃないの?
こういう復刻モノを購入するようなユーザーは何を期待して購入するのかわかってる?
そういう人達に向けて作るなら、おのずとどこに力を入れればいいかわかりそうなものだけど。
ゲームがたくさん入ってれば、中身は適当でも喜ばれると本気で思っているなら、企業としてのリサーチ力があまりに欠如してませんか。
制作者がいけないのか、会社がいけないのかはわかりませんが、こういう「復刻モノ」の場合、制作側の「リスペクト」がないと商品価値が激減します。
かつてX68000で発売されていた「ビデオゲームアンソロジー」シリーズは、開発るつぼ・販売電波新聞社というゴールデンコンビが生み出していた神シリーズ。収録されている本数は1〜2本ですが、隅から隅まで丁寧に作り込んでいて、本当に素晴らしかった。
最近では「SEGAAGES」が(細かい不満はあるにせよ)こだわりの復刻で好感が持てます。
いや、そこまでチマチマやってたら商売にならないから、とか言うんだったら復刻とかやめて。
過去の名作を小銭稼ぎに使うのはホントに勘弁してください。
ちゃんとできないならやるな、本当に。
それでもどうしてもやりたいんなら、テストプレイヤーにマニアを雇うくらいやった方がいい。こんな冗談みたいな事を本気で思わされるとは情けないよメーカーの皆さん。
何かが違うよゲーム業界。
こんな寂しさ満点の状況を救ってくれる救世主は現れないんでしょうか。
Wii、期待しています・・・。
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