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「共通スコアを貯めよう」 4月28日(金)


 任天堂の次世代機「レボリューション」の正式名称が
「Wii(ウィー)」であると発表されました。
 これは波紋を投げかけそうだw
 その波紋自体が広告戦略なんだろうなぁ。
 
 一体誰が予想できただろうこのネーミング。
 既存の考え方をはるか彼方に置き去りにして、PS「3」とかXbox「360」など、従来機+数字という安直さをあざ笑うかのような一言
「Wii(ウィー)」。正直全く予想外でした。「レボリューション」というコードネームさえ安直に感じてしまうほどの「異質さ」。
 だって「ファミリーコンピュータ」とか「スーパーファミコン」とか言ってた会社ですよ。それが
「Wii(ウィー)」とは。なんだかもうカッコイイんだかカッコ悪いんだかもわからないくらい斬新な商品名だ。
 
 

 さてさて、前回「バーチャルコンソール」について書いたのでもうちょっとだけ補足を。
 「バーチャルコンソール」と言えば、マイクロソフトがXbox360で同様の展開をすると発表、来月のE3で詳細が公開されるようです。噂によるとセガの全ゲームが遊べるとか。なんかどこまでが「全」なのか全くわかりませんが非常にソソられることは確か。

 しかしまぁ、DLしたゲームを持ち出せる(と予想される)「Wii(ウィー)」にはやはり及ばないなぁと思いつつ、しかし展開次第によっては面白いかもとか思う今日この頃。
 というのも、一部噂では360のバチャコン(略語)は「合法的なMAME」のようなものになるとも言われていて、
「Wii(ウィー)」とは差別を狙っている匂いがプンプンするからです。レボで家庭用レゲー、360でACレゲー(しかもセガが本気)、だったら面白い住み分けだと思います。しかしまぁ本音を言えば「持ち出し可能」な「Wii(ウィー)」でACレゲーも補完してくれれば一番なんですけど。まぁなんにせよE3待ちですね。
 
 
 んで、「バーチャルコンソール」はレゲーをDLして心行くまで楽しめるわけですが、果たしてそれで終わるでしょうか。
 前回書いたように、資料やセーブ機能の充実は当然として、おそらくもう一手何か打ってくるでしょう。
 
 レゲーって今そんなに熱中してやらないじゃないですか。
 よっぽど面白いのは別ですけど、大半が「懐かしい」でしばらく遊んで終わる。
 そんな中で任天堂が「はいどうぞいくらでも遊んでね」とそのままポンと渡してくるでしょうか。
 
 多分何かもうひとつ楽しみを追加してくるんじゃないかなぁ。
 例えばXbox360のゲームにはDLしたゲームを含めて共通の「実績」というものがあります。
 これいいアイディアだなぁと思いました。
 どんなゲームをプレイしても共通の「スコア」が上がって行く。当然ゲームによってスコアが上がる条件は違いますが、それぞれのゲームを楽しむ以外にとちょっとした楽しみを与えてくれています。
 
 このシステム、バーチャルコンソールに合ってるような気がします。
 例えば「アイスクライマー」や「バルーンファイト」をただその場限りで遊ぶのではなく、結果によって共通のスコアが上がるような仕組みにすれば結構夢中になって遊ぶのではないでしょうか。
 そしてそのスコアを貯めることでDLできるゲームがあったり、追加要素やオマケ要素をDLできたら面白いんじゃないかなぁ。クラブニンテンドーのポイントみたいな感じで。
 「Wii(ウィー)」の「バーチャルコンソール」は過去ゲーだけではなく、いわゆる「カジュアルゲーム」のようなシンプルな新作も出てくると予想されます。
 単純に得点を競うようなゲームならなおのことちょうどいいし、シンプルなレゲーをチョコチョコ遊ぶ動機になると思います。
 
 なんてそんな展開があったらいいなぁと思いますが、果たしてどうなることやら。
 それにしても
「Wii(ウィー)」とは思い切ったネーミングだなぁ。
 名前からしてここまで意外だと、商品の方はどれだけの驚きを与えてくれるのやら・・・。

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