「レゲーを持ち出せ」 4月25日(火)
ようやく出張から帰還しました。
で、出張先の米子でなんと「NDS Lite」を発見!うわー売ってるの初めて見た!すげえ!欲しい!という具合に速攻購入してしまいました。いやぁそれにしてもいいマシンだわこれ。画面は明るくて綺麗だし、軽いし、小さいし。なんかオシャレだし。触っていたいな、って思わせるのウマイよ任天堂。こりゃ一般人にも女性にもウケるわ。
若干ペンでのタッチし心地が硬いというか画面に傷つきそうな心許ないタッチ感ですが(それでももちろん傷は付きにくいですよ)、売れるだけのことはある高品質な商品だわ。買い替え考えている人、お勧めですよ。ソフトの方は「コンタクト」もやってますが、最近のHEDのお気に入りはナムコの「爽快!まちがいミュージアム」。希代の名作!ってわけじゃないけど、地味に面白いです。こういう地味さ、好きです。なんと言ってもこれ、「タッチパネル」と「2画面」があるから成り立っているまさにDSならではの作品。上画面と下画面を見比べて、間違いの部分に丸をする。直感的でスピーディー。「ゲームしてるな」と感じさせてくれる。グラフィックも綺麗だし、ゲームとしてのテンポもいい。最近は当たり外れの多いナムコですが、これは往年のセンスを感じさせる傑作ですよ。
さて、話は変わって。
E3の開催が近づくにつれて、ポツポツとリーク情報が漏れ出していますが、レゲー好きとしてはやっぱレボリューションの「バーチャルコンソール」が気になるところ。「メガドラ」や「PCエンジン」のソフトも加わって、おいおいこりゃ展開によってはマークIIIやSG−1000なんかのソフトも!?なんて妄想爆発してしまいます。で、このバーチャルコンソールですが、任天堂の岩田社長は「任天堂以外のメーカーが参加することで、レボリューションはiTunesに近いものになるだろう」と発言したそうです。「iTunes」と言えば、Apple社から無料配布されている音楽の管理・再生ソフトです。
膨大な曲数を有するMusicStoreから曲を購入し、自分だけの音楽ライブラリを構築できるツールです。CDを作ったりビデオにも対応したりなど様々な機能がありますが、いわゆる「自分だけのジュークボックス」を作って楽しむという感じですね。岩田社長自ら「iTunesに近い」と言っているのですから、「iTunes」を見ればある程度バーチャルコンソールの姿が見えて来るってわけです。任天堂が作り上げる膨大なレゲーデータベースの中から自分好みの作品を自在にDL、タイトルをカスタマイズして自分だけのレゲー博物館が作れるというわけですね。落とせるレゲーも、単に昔の形そのまんまというだけでは終わらないはず。作品のデータ閲覧や、いつでもセーブ&ロード、スコア管理などの現代の訴求に応じた追加要素もある、より「完全」な形になるでしょう。バーチャルコンソールはレボリューションのオマケ的要素ではなく、充分目玉と言えます。過去作をキチっとリスペクトする任天堂ですから、かなり信頼していいでしょう。で、「iTunes」の大きな目玉の一つに「携帯プレイヤーへの音楽(など)の持ち出し」があります。わざわざ「iTunes」の名前を出す以上、当然この「持ち歩き」も考えてるんじゃないかな。レボにはSDメモリーカードが採用されていますが、これいかにも「レゲー持ち出し用」という感じがします。これが新GBになるのかどうなのかはわかりませんが、もし実現したら嬉しい。いつでもどこでもレゲーやシンプルゲームが遊べる最強の携帯マシンですよ。「iTunes」における携帯プレイヤー「ipod」もすでにGBのようなデザインになっているし、これに近い感じで出てきそうな気がします。ファミコンから64まで対応できる解像度にプラスしてまぁ320×240あれば大抵のアーケードゲームにも対応できるので是非フォローして欲しい。アーケードの移植も積極的にやってくれたら嬉しすぎます。DL販売にすれば商売的なリスクも軽減できるでしょうし。あぁ、夢のような展開だ。
ロードなし、残像ほぼなし、操作性良好、だったらもう最強の携帯ゲームプレイヤーです。新GBについては今までも色々予想してきましたけど、最終的にはこれに落ち着くのかな。大きさはSPより一回り小さいくらいがいいかなぁ。ミクロだとちょっと小さすぎる気がします。NDSのグラフィックとあんまりギャップがあっても共存しにくいでしょうし、意外とあるんじゃないでしょうかこの線。携帯バーチャルコンソール、E3で発表されないかな〜ワクワク。
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