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「ゲーム名作文庫」 3月27日(土)

 最近忙しさがピークに達していて、ちょっと更新滞ってました。
 しかし忙しさを理由に趣味が滞ると言うのは嫌なもんです。
 「忙しいという字は心を亡くすと書く」と良くいいますが、いくら忙しくても趣味心と恋心は常にバランスよく配分して行きたいもんだと思っております。まぁどうでもいい話ですが。


 さて、「復刻もの」や「リメイクもの」が出てくるたびに言われるのが「旧作の復活は後ろ向き」という意見。この間もファミ通で「復刻ものの登場は業界の行き詰まりを感じて良くない」みたいな投稿がありました。

 うーん、果たしてそうでしょうか。

 ゲームマシンは統一の規格がないばかりか、数年ごとに新ハードが登場し、瞬く間に過去の作品は埋もれていってしまいます。最近はPS→PS2のような互換性を持たせたハードが登場していますが、それ以前のハードのゲームは、たとえソフトを持っていたとしても本体が壊れたらもう遊ぶことはできません。


 そういう作品をいつでも気軽に楽しみたいというのはそんなに後ろ向きな考え方でしょうか。

 (大体復刻モノがどうこういう以前に業界は行き詰ってます)


 映画ならVHS、LD、DVDとハードが変わっても過去の名作はドンドン発売されるじゃないですか(ハードの普及率によって差はあるにせよ)。映画と単純に比べるわけにはいきませんが、過去の作品というのは決して一過性のものじゃなくて、いつでもそのメディアに存在し、いつでも気軽に楽しめるべきだと思います。



 そこで永遠に遊び続けられる、メーカーやハードの壁を越えた「名作文庫」シリーズを業界が結託して出してゆきましょう。

 
 提案
 @月に2本、1本2000円くらいの価格設定。
 A復刻対象は、現在流通していないハードのソフト&AC作品。
 BカセットビジョンやSG−1000など相当古いハードのゲームは1本にまとめて出す。
 Cファミコンは数が多いので年ごと収録で全10本程度に。
 DPCエンジン、メガドラ以降は1作品1本収録。(CD・カードリッジ関係なく)
 E移植が多岐に渡っているものは1本に収録。(1本でMD版PCE版マークIII版が遊べるなど)
 F説明書には作品の資料を詳しく。
 G発売ハードは、普及率や今後の互換の可能性などを考えPS2に。
 
 
 こんな感じでいかがでしょうか。低価格シリーズも定着してるわけだし、1本2000円くらいで過去のゲームがゾクゾク復刻されていつでも手に入れられる状態になったら嬉しいなー。
 ハードはあえてPCではなくあえてコンシューマ。ハードが変わったら「名作文庫」も遊べなくなってしまっては意味がないので、将来的にも一番互換の可能性があるってことでPS2。

 しかし商品ですから、商売にならなくちゃいけません。まず優秀なエミュレート技術を確立し、移植にかかる人・手間・時間をなくしましょう。採算分岐点が1本1000万円くらいなら商売になるんじゃないかなぁ(超素人考え)。小売店通さないで購読販売にしてもいいし(それなら売上が読みやすいし)。
 きちんとマニアにアプローチしてゆけば売れると思うんですけど(意義もあるし)。最近のゲーム業界はマニアを少しないがしろにしてます。ゲームに金を惜しまず使うのはマニアなんだし、それなりにパイはあると思う。最近はマニア向けに豪華オマケやCD、DVDがついた低価格雑誌みたいのもでてきてるし、ゲーム業界も何かしましょう。
 
 一般層にアピールするのはいいんですが、マニアがワクワクドキドキするような展開を見せて欲しいものです。どっちつかずの中途半端な展開だけはもうやめましょ。



「SEGAAGES2500」はとてもいい企画だと思います。これでリメイクの腕が良かったら神シリーズだったのに。

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