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サイヴァリアの恨み 3月11日(木)


 

 やられた!

 やっとのことで入手したDC版「サイヴァリア2」ですが、相当ガッカリしました。

 まず最初に、この前書いた「ローリングボタン」設定。

 そんな気の利いたものはありませんでした。

 今回よくよくやってみると、ローリング自体が前作と違い使用中スピードダウンしないようになってますから(むしろ速く感じる)、もう存在の意味そのものが変わってますのでローリングボタンがなくてもまぁいいとしましょう。


 一番許せなかったのは「縦画面で横置き操作」が設定できないこと!

 画面を縦画面モードにしても操作はそのままの設定しかないので、本当に縦に置かなきゃプレイできないってわけです。

 HEDは縦シュー移植モノをプレイする時はテレビ横置きのまま(縦置きできないし)、縦画面モードでプレイする派の人間なんです。以前SS版の「レイヤーセクション」で、通常(テレビ横置き)モードだと一部の演出までカットされてしまった時からのトラウマで。

 そんな少数派は無視ですか。最近の縦シュー移植モノでは常識的に装備されてますけどねえ。これでやる気70%OFFです。


強制的にこんな感じでプレイ。納得行かない。




 上の操作関連をはじめ、全体的にオプションが全然充実してません。淡白さすら感じます。サウンドテストさえない。全く純粋なアーケード移植になってます。

 そして、ゲームの方ですが、この「2」、DC版で初めてキチンとプレイしましたが、ハッキリ言って「リヴィジョン」の方が面白かった。

 売りであるはずの「BUZZ」の快感が大幅ダウンしてませんか?

 前作のように滝のごとく垂れ流す弾幕の中に入り込んでガリガリBUZZれない。敵の弾、なんか単発でパッと広範囲に撃つやつ多いし。


 しかも、前作では1発の敵弾から何度もガリガリBUZZれましたが、今回は一度BUZZった弾は一回BUZZ範囲外に出てそれからでないと2度目のBUZZができないらしいし。実質1発につき1回な感覚。



 上級者の間ではものすごいBUZZ量になってるらしいですが、たいしてうまくもないHEDにはまったくBUZZの快感が味わえないです・・・。

 ユーザーフレンドリーさを全く感じない上、前作の方が面白かった・・・これが正直な感想。

 制作会社はSKonecという所らしいです。


 サイトを見てみると。

 韓国の会社。


 納得。

 よくよく調べてみると、前作の制作者が向こうで立ち上げた会社だそうで。

 でもやっぱり「海外制作かよ」という印象はぬぐえません。

 純国産のゲームってドンドンなくなって行っちゃうんでしょうかね。寂しい。



 それにしても、同じ日にたまたま見つけて買った(前から欲しかった)「ゼロガンナー2」の方がめちゃくちゃ面白いっす・・。



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