Ｅｎｄｉｎｇ２００５

　ここの落書きも早３年目。今やメインコンテンツとなりつつありますが、御用とお急ぎのでない方は引き続きお付き合いいただければ幸いです。

　さてさて、ＸＢＯＸ３６０が発売されたのを皮切りに、いわゆる「次世代機戦争」が勃発しそうな今年は最高にエキサァァイティィング！な年になりそうですね。そんな２００６年、ＨＥＤが最初に買ったソフトはＮＤＳの「もっと脳を鍛える大人のＤＳトレーニング」でした。

　基本的なセンスは前と変わってないのですが、トレーニング項目が一新してその種類も大幅に増加、一気にやり応えが倍増。単純ながら熱くなるトレーニングの数々、そして脳年齢チェックは１日１回しか記録できない相変わらず小ニクイ仕様！毎日触っちゃうヨ、ＤＳを。

　そんなＤＳは、ゲーム機史上最速の５００万台突破。まさに快挙。ゲーム業界が冷え込んでいるとは思えないッスねー。ってか売れ過ぎですよ。本体はことごとく売切れだし。

　ＮＤＳで一気に携帯市場を牛耳った任天堂。今年は据え置きで天下の奪還を狙います。

　任天堂はこのＤＳ大人気の流れをそのまま利用できるのがデカい。もちろん狙った上での事でしょうが、ＮＤＳが普及する事がそのままレボリューションの宣伝になってる。世間はきっとレボリューションが出てきた時、「ゲームキューブの後継機」ではなく「ＤＳの任天堂の新しい遊び」として認識するでしょう。そういう風に持ってゆくはず。それだけで相当売れると思います。価格も抑えられそうだし。

　そしてレボリューションの大きな特徴の一つである「バーチャルコンソール」。ファミコンやスーファミなどのレゲーをＤＬできるという夢の仕様です。その「バーチャルコンソール」で、なんとセガのＳＧ－１０００やマークＩＩＩ、メガドライブなど往年のセガ名機をサポートする動きもあるとかないとか。あくまでも噂ですが、個人的にはコレ、来てもおかしくないんじゃないかなと思ってます。

　かつて（ファンの目から見て）壮絶な追いかけっこを演じて楽しませてくれた生粋のゲーム屋である両雄。

　ちょっと頭が良くて要領のいい任天堂を相手に、少し抜けてるセガの滑稽な追いかけっぷりをリアルタイムで楽しんだファンにとっては、このコラボはまさに夢のようなタッグチーム。

　トムとジェリーが、ワイリーコヨーテとロードランナーが、シルベスタとトゥイティが、往年のライバルが手を組んで打倒新参者を目指す！そんな展開に萌え・・いやさ燃えてきます。

　手を組むといっても別にお互いが仲良くチュッチュするわけじゃなくて「あの頃のお客さん達をまた楽しませますか」みたいなノリで往年の追っかけっこの楽しさを甦らせてくれる、感慨深いワクワク感。これは絶対にソニーやマイクロソフトには演出できないフィーチャーなわけで、丁寧に取り組めばレゲーマニアや当時を懐かしむ層はガッシリ掴めるんじゃないでしょうか。

　大爆発中のＤＳのノリ（新機軸の楽しさ）をそのまま持って来て一般層や普通のゲーム好きを、そしてバーチャルコンソールでレゲーマーを・・・どちらもスキなく囲い込んでくるレボリューションは、次世代機の中でも群を抜いてワクワクさせてくれます。ついに本気になったゲーム屋、今回は据え置き王者復活なるでしょうね。

　実際セガのコンソールがサポートされるというのはあくまで噂です。しかし実現して欲しい。そしてバーチャルコンソールで組むのであれば、新作に関しても任天堂に相当肩入れするんじゃないでしょうか、セガは。

　「ゲーム」という遊びから失われた何かを取り戻すために、かつての戦友がガッチリ組んでいざ反撃！あぁ、なんて素晴しい展開なんでしょう。新春早々、楽しみになってきました。