「ラストムーブメント」 7月3日(日)
9月29日に発売されるSEGA−AGES「スペハリコレクション」、「SDI&カルテット」の詳細が判明しました。
「スペハリ」の方はAC版「スペハリ」、MkIII版「スペハリ」、MkIII「スペハリ3D」、MD「スペハリII」と、この前「こうだったらいいなぁ〜」と思って書いたラインナップそのまま!ユーザーの期待するものをそのまま持ってくるなんて、どうしちゃったんだAGES。「わかってる」ラインナップに感涙です。「アウトラン」も「ファンタジーゾーン」も本当に出るかもしれませんね。
「SDI&カルテット」の方は、それぞれのAC版に加えMkIII版も収録!「カルテット」の方はもちろん「ダブルターゲット」!これもウハウハだなぁ〜。熱すぎるよAGES。
「カルテット」はAC版と同じく4人プレイが可能らしいし、「SDI」の方はUSBマウスにも対応とまさにいたれり尽くせりの内容。こんなAGESだったらもっと値段上がっても買うわ。
AGESが「移植」という使命に(ようやく)気づいた今、PS2を中心としたレゲーの「移植・復刻ブーム」はまさに絶頂を迎えているわけです。ちょっと思い出しただけでも
「SEGA−AGES」
「タイトーメモリーズ」
「オレたちゲーセン族」
「ネオジオオンラインコレクション」
「彩京シューティングコレクション」
「ヴァンパイア ダークストーカーズコレクション」
「テクモクラシックアーケード」(XBOX)
「ナムコミュージアム50thアニバーサリー」(海外・日本でも出さないはずはない)
「カプコンクラシックコレクション」(同上)それに加えて新作にオマケとしてレゲーを入れるパターンも・・・
XBOX「アウトラン2」→「アウトラン」収録
XBOX「NINJA GAIDEN Black」→AC版「忍者龍剣伝」収録
PS2「鉄拳5」→「鉄拳1〜3」と「スターブレード」収録
そしてPS2「ティンクルスタースプライツ La Petite Princesse」にはオリジナルであるNEOGEO版の収録が発表されました。
また、PS2、NGCの「ソニックジェムズコレクション」ではAC版「ソニックファイターズ」を始め、「ベアナックル1〜3」などMD作品も多数収録されるようです。かつてない移植・復刻ラッシュ。こんな事態は初めてでは!?
一時期PSで「ナムコミュージアム」が出た時にセガやカプコン、コナミなどが続きましたが、今回はその何倍ものムーブメントだと思います。
おそらく、PS3やXBOX360クラスのマシンが主流になるとこういったレゲー復刻はなくなるんじゃないかなぁ。HD画質が主流となる次世代機で「ファンタジーゾーン」とか「パックランド」とか絶対想像できない。来たるべき次世代マシンの波を前に、各メーカーが過去の黄金作品に敬意を込めて最後の復刻を行っているのかもしれません。
次世代機が主流になるまでの今から1年半〜2年程度の間、これが最後の復刻期間なのかも。過去の作品との決別。次世代マシンは過去〜現在のゲームの考え方とは全く次元が違うステージであり、懐かしくも熱い名作たちの入り込む隙は全くないのかもしれません。
ただし、この流れとは完全に逆を行っているのが任天堂。
次世代機が主流になってからこそが復刻の時と考えているようです。レボリューションはHD化の流れに乗らないという発表はこの辺の含みがあるのでしょうか。まぁ何にせよ、古のアーケードゲーム移植のムーブメントはこれが最後のような気がします。「タイトーメモリーズ」なんかは「最後だからバーンと行こうや」という勢いさえ感じます。
数々のハードに移植されてきた「スペースハリアー」も、今回のPS2版で本当に最後かもしれませんね。
何にせよ楽しみましょう、今は。
※今回の話はあくまで「据え置き機」で考えています。
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