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「愛・ブラウン管」 7月 8日(金)


 
 来るべき次世代に向けて、HED家に新しいテレビがやってきました。
 この前書いたとおり、残像や視野角の問題をかなりクリアーしたとパナソニックが自信を持って世に送り出した液晶HDTV「LX500(32型)」です。
 うーん、ハイビジョン放送凄い(地デジ)。長年進化のなかったテレビ技術ですが、世界規模で進んでいる新しい世代のテレビ放送技術を堪能することができます。いつも観ている「めざましテレビ」のスタジオが隅々までクッキリ見えるよ。
 DVDもD2相当の画質で凄く綺麗。残像も全然気にならないです。パナ相当グッジョブです。


凄い液晶テレビ「ビエラ」。確かに凄い。


 では一番問題のゲームはどうなのか。
 初めて体験した「D端子」は、いままで愛用してきたRGBと比べると若干画質が落ちるくらいで綺麗な部類かと思います(D1)。液晶テレビ特有のノイズが少し見られるのでその分マイナスかと。
 PS2の一部ソフト、XBOXやNGCの大半のソフトで対応しているD2(プログレッシブ)は、D1よりちょっと綺麗かなというくらいの印象。もっとクッキリかと思ったんですけど。

 そして次世代マシンで主流になる「D4」、現在のところ我が家にはXBOX版の「ソウルキャリバーII」しか対応しているソフトがないのでそれで試してみましたが・・・
むっちゃ綺麗!大画面なのに高精細なパソコンモニターみたい!これが次世代機の標準になろうとは・・・。まさに「次世代」の名に相応しい。テレビ技術がようやく一歩進んだ今、ゲームも大きく変わるのではないでしょうか。

 液晶テレビながらかなりの満足度だと思います「LX500」。やはり技術の進歩は凄い。


 しかし、そんなLX500にも弱点が。


 
旧世代ゲームとの相性が激悪


 残像に関しては、いわゆるバリバリの3Dゲームを遊んでいる分には全然気にならない。残像がないとは言わないですが、本当に気にならないんです。
 しかし、背景やキャラクターがスーッと動いたりスクロールしたりする表現には弱く、残像(というか絵のブレ)が目立ち、かなり気になってしまうんです。3D表現には強いですが、2D表現に弱い。残像をかなりカットしたLX−500をもってしても、相当ツラい部分です。さらに、大画面ではドットの荒い旧世代ゲーはかなり汚く見えちゃいます。
 これはレゲー(移植ゲー)を愛するHEDにとっては致命的。前代未聞の移植・復刻ラッシュを見せる今、この画質じゃ満足できなぁ〜い!
 しかも、HEDのフェイバリットゲー「ポップンミュージック」も、ポップ君がぶれて見にくくなってしまいます。大画面で出来るのはいいんですが、これもかなり致命的です。



 そんで、つい25インチの「WEGA」も買っちゃいました(汗)。
 2Dゲーはやっぱブラウン管だよ・・・。しかもWEGAにはPS2で最強の画質と言われる「AVマルチ」が付いてる。
 確かにAVマルチ凄い。前に使っていた21ピンのRGBより綺麗。ゲーセンのモニター並(かそれ以上)。
 このテレビをPS2移植&復刻ゲー専用モニターにします。

驚きの画質。2Dゲーとの相性は最高だと思います。


 旧世代の表現には旧世代のテレビが一番相性がいいわけで。
 ブラウン管の衰退、画面の大型化など時代は旧世代ゲームとの決別を進めているようです。
 古きよき時代のあの名作たちを、僕らはいつまで最高の状態で遊べるのでしょうか。


 しかし今回は相当な散財でした・・・。

 まぁ男子たるもの趣味と女には金を惜しまない。これがMyライフスタイル。
 独身の特権かw


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