「著作権の厚い壁」 6月13日(月)
先日注目の「タイトーメモリーズ下巻」ラインナップがついに発表されました。
スペースインベーダー
スペースインベーダー・パート2
クレイジーバルーン
バルーンボンバー
クイックス
ワイルドウエスタン
エレベーターアクション
ちゃっくんぽっぷ
フロントライン
影の伝説
ニュージーランドストーリー
ラスタンサーガ2
レイメイズ
インセクターX
カダッシュ
バイオレンスファイト
ガンフロンティア
ハットトリックヒーロー
ミズバク大冒険
アラビアンマジック
あっかんべぇだぁ〜
逆鱗弾
パズルボブル2
レイストーム
Gダライアス
このラインナップ、にわかに賛否両論巻き起こっています。
もちろん豪華なんですけど・・・「ガンフロンティア」や「あっかんべぇだぁ〜」の収録はかなり嬉しいし。でも確かに上巻のラインナップに比べると若干弱い!
間違いなく収録されると思われた「レインボーアイランド」の未収録、やっぱりなかったのねでも寂しい「レイフォース」、あの頃のタイトーと言えばコレという「アルカノイド」、「チェイスHQ」、「オペレーションウルフ」がないなど、「下巻」だけに軽い喪失感を感じる内容です。
特に「レインボーアイランド」は80年代のタイトーアーケードを語る上で絶対外せない上、様々なマシンに移植されてきた作品だけに、なんていうか哀れな感じすら抱いてしまいます。ありえない〜!
「レインボーアイランド」についてはメインBGMの著作権問題と言うのがやはり真相なんでしょうね。海外で最近移植された時はBGMが差し換えられていたみたいだし。「レイフォース」も例の商標問題でしょうか。
差し換えなどの変更を加えるくらいなら移植自体しない、という精神は確かに立派。非常に賢明な判断だと思います。当時のものと違うものなら意味がないですから。
テクモはPS2で評判が悪かった「テクモヒットパレード」をリファインしてXBOXで発売予定。
不完全のまま残したくないと制作陣もチームニンジャに交代し、徹底したこだわりのもとに開発が進んでいるようです。ラインナップが魅力的なだけに期待の一本。
テクモの方はPS2版で「ボンジャック」のBGM著作権問題がクリアできず、BGMナシという暗黒仕様で発売してしまったわけですが、今回のXBOX版は雰囲気の合った新曲に差し換えられているとか。この辺にタイトーとの考え方の違いが出ていて面白いです。
レゲー移植について回る著作権の壁。
原作と違えばそれはもう別物であると考える「愛」か、多少仕様が変わってもそのゲーム自体の面白さは不変であると考える「愛」か。皆さんはどちらの考えを支持しますか?
とりあえず著作権を解決するという方向性ってそんなに困難なのでしょうか。愛をもってしても解決出来ないのか(涙)。制作陣たちの公式コメント希望です。
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