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「新ジャンル『レゲー』」 5月26日(木)

 
 
まさかまさかのコラボゲー「NAMCO×CAPCOM」がいよいよ本日発売されました!
 今日は本当に「たまたま」お休みだったので(本当デスヨ)、早速4時間ほどプレイしました。
 いやぁもうなんつーか、やめどころが見つからない。最高に楽しいヨー!

 っても、ゲーム自体は傑作というほどのこともなく、むしろゲームシステムやグラフィックなどは改善の余地がかなりあるくらいの出来なんですけどね。そこはなんと言ってもやっぱりお祭り。長年ゲーマーやってる人にはたまらんシチュエーションが目白押しですよ。もうノリだけでガンガン進めて行けます。あぁコレやってるとそれぞれの出典元ゲームが無性にやりたくなるわー。

 欲を言えば、出典元のデータベースは欲しかった!紹介程度ではなくて画面写真とか入れてさぁ〜。古いやつなんかは実際遊べたりしちゃったら神でした。まぁそこまでは無理としても、「どうせ知ってるでしょ?」みたいな扱いはちょっと残念。

 「伝説」の安売りにならない程度に次回作希望。改善の余地はあるし。
 安易に3Dにせず、キャラを2Dにしたのはナイス判断ですが、キャラが多いだけに苦労の跡が見えますね(汗)。モーションも多くないし、ちょっと無理があるなぁという感じがしないでもない。動きも少ないのでちょっと地味に見えるし(グラフィックは全体的に地味w)。次回作では2Dの雰囲気を残しつつトゥーンシェイドくらいは採用してもいいような気がします。お祭りなんだからもっとドタバタ派手に動いて欲しい。

 まだ始めたばかりですが、感涙ですわ。次はセガやタイトー、コナミも参戦してください。


 さて、「ナムカプ」のようなコラボものが出てきた現在、E3を境にまたまた移植・復刻ブームの兆しです。

 大御所ナムコはPSPで「ナムコミュージアム・バトルコレクション」、PS2で「ナムコミュージアム50thアニバーサリー」を発売予定。日本での発売はわかりませんが、まぁ出るでしょう。しかしやはりラインナップには不満が残る所。ましてや「ナムカプ」をプレイした後だとやっぱし「ワルキューレの伝説」を始め「ワンダーモモ」、「ベラボーマン」、「源平討魔伝」、「妖怪道中記」、「バラデューク」、「バーニングフォース」あたり欲しくなるってもんでしょー。ナムコさん、まさか「ナムカプ」出し逃げなんてことはナイですよねぇー。

 タイトーはまさに天晴れの「タイトーメモリーズ」で勝負。前後編合わせて50本復刻はまさに前代未聞(収録作のクォリティを考えるとという意味で)。
 80年代や90年代の作品もバランスよく入れていることでキチンと「遊べるオムニバス」になってるし、収録作の多さは「オレは○○が入ってるから買うぜ」、「オレは○○のために!」と購買層を広げる役割を充分に広げる効果もあると思います。復刻活動としては最高の部類に入るでしょう。後は移植度ですけど。

 テクモはPS2での雪辱でしょうか、XBOXで「テクモクラシックアーケード」を発売します。「スターフォース」や「ソロモンの鍵」などPS2版のラインナップに加えてついに「アルゴスの戦士」の収録と、移植度が最高なら神と呼ぶにふさわしい11作収録。
 しかしこれは皆さんご存知の通りPS2版の時に「スターフォース」敵アルゴリズムの違いや、「ボンジャック」BGM削除でBGM無しゲームにしてしまうなど論外の仕様がマイナス方面に話題になってしまっているので、もしその辺PS2からそのままコンバートされている手抜き作なら本気で黒歴史になります。今回のXBOX版で完全移植が実現するならこれほど嬉しいことはないのですが・・・。

 カプコンは日本発売不明ながらPS2で「カプコンクラシックコレクション」を発表。かつてPSで発売された作品に「ファイナルファイト」や「ロストワールド」などを加えた22作入り。PS版に収録されていたものがキチンとPS2用にリファインされていて、移植度が高ければこちらも一生ものの作品になりそう。日本でも是非出して欲しいですね。てか出さないと暴動モノでしょ。

 ハムスターからは「オレたちゲーセン族」シリーズが7月21日から発売。1本2000円と割高ながら、攻略DVDや小冊子、サントラCDなど同梱物は超充実。「ソフトを買う」というよりもその「作品の歴史そのもの」を買うことができる、マニアには堪らない内容ですね。「空手道」や「タイムパイロット」など、渋いチョイスも魅力。「XEXEX」も出るとか出ないとかで、もしそれが実現するならやる気のないコナミに代わって「極上パロディウス」の完全版を出して欲しい・・・。
 何はともあれこのご時世に一体採算分岐点がどの辺にあるのか甚だ不安なシリーズですが、連綿と続いて欲しいですマジで。全部買うから。


 他にもセガから「ソニックCD」や待望のAC版「ソニック・ザ・ファイターズ」を収録した「ソニックジェムズコレクション」をPS2とNGCで発売予定(多数のメガドラ作品収録に期待!)だし、XBOXの「NINJA GAIDEN ブラック」にはAC版「忍者龍剣伝」が収録されているというし、アトラスはGBAに「くにお」シリーズを続々復刻・・・。

 さらに任天堂は次世代機「レボリューション(仮)」でファミコンやスーパーファミコンなどの任天堂ゲームを全て遊べるようにすると名言。さらに一部のサードパーティーソフトも!なんだか夢のような展開が続々でもう何がなにやら・・・。


 近年ゲームの内容が煩雑になってきたことも手伝って、シンプルな表現と面白さを持つ「レゲー」が一つのジャンルとして確立し始めてきたんじゃないか・・・ここ最近の移植・復刻ラッシュを見るとそんな気がしてなりません。
 これはGBAやNDSのようなグラフィック性能に依存しないマシンでも「面白い」ゲーム体験ができることをみんなが認知してきたという事なんでしょうか。

 21世紀だからもの凄いCGを使ったゲームでなければならないというわけではないはずです。
 たくさんの色彩を駆使して素晴らしい絵を描く人もいれば、鉛筆1本でもの凄い絵を描く人もいます。単に表現方法の違いであって、どちらかでなくてはいけないなんて事はもちろんありません。古いとか新しいとかそういうものを取っ払って、本当に「面白いもの」がドンドン出てくる業界になる事を望みたいですね。


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