「SPY in NDS」 5月12日(木)
今更ながらGBAの「鋼鉄帝国」を購入。
プレミアがつきまくっているのがオリジナルのメガドラ版ですが、あれは正直世界観コンセプトとパッケージ絵にゲーム内容が完全に負けてしまっているのがイタかった。デザインがイマイチの鋼鉄機械たち、ショボイSE、処理落ちによる連射不能現象など、ちょっと傑作という所までは行っていないのではないかというのが正直なところ。ただEXPを溜めることで徐々に強くなる自機を育てる(?)のはなかなか面白かったですね。自機のレベルは小刻みに上がって行くので「サイヴァリア」に通ずる面白さがあります。
そしてGBA版なんですけど、コレ世間ではどう言われてるのか知りませんがかなり良質のリメイクじゃないですか?正直そのままコンバートされたものなんだろうとタカをくくってましたが、グラフィックやSE関係はかなりグレードアップしており、鋼鉄機械のデザインも見直されてて小奇麗にまとまってます。爆発やボンバーのエフェクトもグレードアップしてて爽快!丁寧に作り直しているなぁという所に好感です。こういうリメイクっていい。この調子でメガドラの名作をガンガンリメイクして欲しいんですけどね、GBAで。
ただ不満がないわけでもないです当然。まずMD版の快感要素であった「EXPによるレベルアップ」、小刻みにチョコチョコ上がることはなくなり、結構上がりにくい上、死ぬとレベル1に戻される・・・(レベルアップアイテムは出ますが)。こりゃ痛い。この辺はなんだか普通のSHTになっちゃったなぁという感じがして残念。あと、連射がそれほど利かないので、ちょっと爽快感が薄いかもしれません。小さな画面にガンガン敵や敵弾が飛び交うので難易度もかなり高いです。
この辺が不満と言えば不満でしょうか。でも手抜きナシで、元の作品の世界観を崩さず(むしろより良く)丁寧にリメイクされている良作だと思います。気軽に楽しめるし。パッケージ絵もそのまま再現して欲しかったなぁ・・・。
さて、「nintendogs」や「NARUTO」の好調ぶりで気を吐くNDSですが、最近は「タッチパネル」や「2画面」などの特殊要素もうまく使っている作品が出てきていて、まさにこれからが本領発揮!というところでしょうか。
HEDとしてはガチガチに「タッチパネル」や「2画面」などを駆使しまくった新作ばかりではなく、NDSの機能をライトに使ったリメイク作品なんかもドンドン出て欲しいなぁなんて思います。特に「2画面だけ」を使った気軽なゲームがもっと出て欲しい。
例えば一番に思いつくのが「ゲーム&ウォッチ」のダブルスクリーンですよね。このように過去の遺産をNDSの2画面をうまく使ってリメイク(もしくは移植)して欲しいなぁ。
個人的にはNDS版「SPYvsSPY」超希望!
流行りませんでした?「SPYvsSPY」。
HEDの周りではなんでファミコンミニで出ないんだっつーくらい流行りましたねー。友達や弟たちと死ぬほど対戦したもんだ。
黒ブチのシュールで小綺麗なグラフィック、どこか切なくて物悲しいBGM、ナイフで相手を刺しまくる快感、とにかく対戦にシュールな「笑い」がありましたよね。友達で集まって遊ぶ時には欠かせないソフトでした。
レベルが上がるにつれてマップも複雑になって行きますが、入り組んだマップだと相手に遭遇する機会も減っちゃうのでついレベル1とか2とかでやっちゃうんだよなー。あぁ懐かしい。
相手が昇天すると相手画面はモノクロに・・・このシュールさがいい。
これはいかにもDSに合ったゲームですよねー!もう画面構成がNDSそのもの。
通信対戦できるんだし絶対楽しいと思うけどなー。ワイヤレスLANで見知らぬ人と対戦とか。
ヘッケルとジャッケル、今こそ復活の時ですよ。
って、これ海外ではXBOXでリメイクされているんですね!マジで知らなかった・・・。
一体どんな感じになっているんだ。
早速調べてみる・・・。
ギャー、うそーん!こんなの絶対「SPYvsSPY」じゃないー!
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