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「進め!ロボット探検隊」 4月20日(水)


 夢の21世紀も5年目の春を迎えたわけですけど、どうも物足りないなぁと感じませんか。
 確かに科学技術は目覚ましい進歩を遂げています。一昔前には魔法のようなことが次々と実現しています。
 しかし・・・しかし、何かが足りなーーい!そう、アレがないんですよアレが。
 HEDなりに導いた結論。多分「人工知能」の技術が発達→一般化していないのと、重力を制御する理が確立されていないのが原因だ!

 2足歩行のロボット技術が急速に発展し、ついに家庭用の2足歩行ロボットが発売されようとしている現在、もし人工知能技術が発達していて、彼らにいわゆる人工的な「自我」が存在していたらどうでしょうか。また、タイヤのない車が、宙に浮いて走行していたらどうでしょうか。それはまぎれもなく僕らが夢に描いていた21世紀そのもの!それらの技術が確立されていないばかりに、今の21世紀はちょっと頼りなく感じてしまいます。

 
 さて、前段はこれくらいにして本題。
 最近ネット上の「ウェブカメラ」(を見るのに)にハマってます。

 自分のPCから、なんの繋がりもない風景、場面の「生の」映像がリアルタイムに見れる。動画枚数が多いサイトならそれはよりリアルに、しかもカメラを自分で操作できる所すらある。
 HEDの住む家の近所の商店街の様子まで24時間見られる。夜中の2時とか3時とかに覗いてみる感覚はなんつーかドキドキ(大抵誰もいないんだけど)。

 別に覗き趣味があるわけでもないし、コソコソするつもりは毛頭なくて、単に自宅にいながら離れた場所の「今」を見られるって楽しい。自分に絶対危険が及ばない状況で、普段見られない光景を見られるというのは一種バーチャルな楽しみです。丑三つ時の商店街なんて絶対行かないし、怖くて行けない。でも安全な所からなら見てみたい。

 この「怖くて行けない」というのがきっと楽しさの原動力なんだと思う。
 例えば、これが心霊スポットと言われる廃病院に仕掛けられたカメラだったらどうでしょう。怖いもの見たさで覗いてみたくなります(個人差あるでしょうが)。絶対安全な所から、絶対自分では行けないような怖い場所が自由に見られたら楽しいと思います。現状ではこういう試みってあまりないようですが、時折海外では心霊スポットと言われる場所にウェブカメラを置いたりしてます。

 しかしそれでは止まった視点を眺めているだけで、相当な怪奇現象でもカメラの前で起こらなければ飽きてしまうのも事実。
 そこで、ウェブカメラから1歩進んで、自分で自由に動き回れるカメラの開発希望(やましい事に使うという考え一切なしに)。

 そこで最初に話題に出した2足歩行ロボット技術。
 もう少し進歩して、人間と同じような運動能力・バランス能力が備わったら・・・。
 例えばロボットの視点を常にPCでチェックできるようにすれば、移動可能なウェブカメラ実現。ロボットの操作も自分で遠隔操作できれば、生身では絶対立ち入れない心霊スポットにバーチャル潜入可能!複数でボイスチャットしながら乗り込んだら楽しそうじゃないですかー!自宅でポテトチップスとかパリパリ食べながら友達と他愛ない話をしつつ廃ホテル探検とか。もはやこれは新世代のゲームです。「探求」、「冒険」というゲームの原点の復活、「能動的」であり、自分たちで様々な遊びの形を創造できます。まさに21世紀の遊び。

 現実的に言ったら技術的にも法律的にも解決すべきことは山ほどあるわけなんですけどね。
 まぁ年度始めで忙しく、クルクル頭が回ってるHEDの楽しげな妄想として軽く聞き流してやってください。
 

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