「ならではの展開」 4月 7日(木)
NDSを持っている皆さんは「探偵・癸生川凌介事件譚 仮面幻影殺人事件」は遊んでいますか?
これはなかなかの名作ですよ!内容は気になる所をタッチ&コマンドのオーソドックスな推理アドベンチャーゲームで、ゲーム内に存在するネットゲーム(MMOタイプ)の中を行き来して捜査を進める展開はかなり斬新!
ネットゲーム「ミスティオンライン」は、事件の舞台となる鞠浜市を忠実に再現し、ログインしているプレイヤーも鞠浜市の人から募集したβテスト中の推理アドベンチャーゲーム。ネットゲーム内のキャラクターと実際に会った時のギャップなども生々しく再現されていて面白いです。
いやぁ、やっぱり携帯マシンとアドベンチャーゲームは親和性が高いですねー。個人的にはタッチペンを使わなくても遊べるところがGOODでした。単に2画面のアドベンチャーゲームとして気楽に遊べる。操作系はかなり気を使われています。
ネットゲームログイン時は上画面をネットゲー画面に使うというDSならではの臨場感。下画面では現実世界でネットゲーで起こっていることについて会話が交わされる。うーん、DSイイ。
キャラデザが少し特徴的なので好みが分かれそうなのと、ギャグが寒い事が多いのが難点と言えば難点ですが、逆にその程度の難点しか思い浮かばない、普通に良く出来たゲームです。
さて、アドベンチャーゲームと言えばPSPで6月に発売が予定されている「アドベンチャープレイヤー」。これは注目。
PCで作成したオリジナルのアドベンチャーゲームをPSPで遊ぶ!制作したゲームのデータはメール送信やウェブ配信も可能なのでこりゃ盛り上がるのでは?PCとPSPの連携という、ここへきてようやくPSPならではのムーブメントが起こり始めました。
とりわけ「創作系」というのは目の付け所がいいですねー。いつの時代も需要があるし、ネットでやり取りができる点が嬉しい。PCでやればいいじゃんという声が聞こえてきそうですが、PSPで寝っころがって遊んでもらいましょう。友達同士でやりとりしたら面白いですよね。
大作ゲームじゃなくてもユーザーをワクワクさせることはできます。PSPが今回のようなワクワクを絶えず提供してくれたら、もう「PSPなんていらない」なんて言えません。
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