「パックマン・ディフェンス」 3月23日(水)
5種類の新色発表、ホットスポットを介したネット接続展開の発表、「エレクトリックプランクトン」、「楽引辞典」などをはじめとする「エンターテインメントソフトウェア・ラインナップ」発表など鬼のように話題提供ラッシュを続けているNDS。正直ここまで面白い展開を見せてくれるとは思いませんでした。なかなかワクワクさせてもらってます。
しかし最近のNDSで最高にエキサイティングな出来事と言えば3月10日、「メテオス」と「パックピクス」という2大良作が同時発売されたということではないでしょうか。2作共にタッチペンや2画面を駆使する「DSでしかできない面白さ」という領域に初めて正面からガップリ4つに組み合った記念すべき作品じゃないかと思います。
まずは「メテオス」。これ気持ちい面白い!PSPの「ルミネス」が面白かったqbの作品、「チャンネル5」の水口哲也氏と「スマブラ」の桜井政博氏が手を組んだというのは伊達じゃない。音や動きが全て「気持ちいい」方向に向かっているのがGOOD!
同じ色のメテオを3つ並べて打ち上げる。正直初めはイマイチ面白さがわからなかったんですが、「見えて」くるようになると俄然テンポが上がって面白くなります!なるべく多めに並べて(計算上5個まで並びますね)打ち上げ、その上に溜まったメテオをさらに並べて推進力をググッと上げる。この感覚でガンガン忙しく並べられるようになると、その派手な動きと美しい効果音でまるで麻薬のような快感。難易度の上昇具合も程よく、短時間で「忙しい快感」を味わえます。タッチペンを使った直感的操作感は「ZOO KEEPER」に通じるものがあり、まさにDSならではの気持ちよさです。
それにしてもオープニングムービーはビックリ。NDSってこんなに綺麗なムービーが再生できるんですねー。なんか普通にCGムービーなんですけど。GBAに毛が生えた程度のハードかと思いましたが、なんだか凄い力があるみたいです。
そして「パックピクス」。これはイイ意味で「レゲー臭」が漂ってていい感じです。なんつーかノリが「ナムコット」。画面上の敵を全て倒してクリアなんてルール、何年ぶりに遊んだだろう。なんと言っても自分で描いたイビツなパックマンが動き出し、パクパクモンスターを食べて行くのが笑える。どれくらい大きなパックマンを描けるか、どれくらい小さなパックマンを描けるか、ついつい地味な挑戦をしたくなってしまいます。
ゲームの方も1面1面考えながらクリアしてゆくタイプで、テンポのいい5〜6面が一つのステージになっていてます。ステージが進むごとにギミックが増え、こちらも「矢」や「爆弾」などが描けるようになりパズル色は一層強まります。短い時間でチョコっと遊べる、でもついつい遊びこんじゃう、さすがナムコというべき「ゲームの基本」が詰まった「新しい」作品です。なんていうか、地味に面白い。
最近「パックマン・ディフェンス」なんて言葉が普通にテレビやラジオから聞こえてきてビックリ。なんかカッコ良くないですか「パックマン・ディフェンス」。「ナムコ×カプコン」でパックマン出たら絶対技にありそう。
任天堂にはNDSの好調に続いてレボリューションで是非家庭用マシンのパックマン・ディフェンスを見せて欲しいですね。
追記
Yahoo辞書に載っている「パックマン・ディフェンス」の意味ですが・・・
「テレビゲームのパックマンで、次々と相手を飲み込んで大きくなっていくパックマンが、油断していると敵キャラに飲み込まれてしまうのに似ていることから名づけられた。」
ってオイ!一体何があってそんな出自になったんだ。大きくなっていくパックマンって・・・。
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