ローリングはボタンで

　もうすぐ「サイヴァリア２」のＤＣ版が発売ですよ～！

　自機を敵弾にカスらせてガンガンパワーアップしてゆくマゾシステム「ＢＵＺＺ」が売りの「サイヴァリア」。大量の敵弾を前に「あぁ～もっと撃ってぇん」とプレイヤに言わしめるのは本作だけ。

　そして満を持してアーケードに登場した「サイヴァリア２」、好評だった前作から色んなトコロが超パワアップ。特に基板がＮＡＯＭＩちゃんになったことでグラフィックが相当美しくなりました。

　ＤＣ版の前にアーケード版をやってみる。
　ＮＡＯＭＩ移植モノはＡＣで先行体験できるからいいやね～。

これ前作でハマったんで当然期待してました。で、プレイしてみると「ローリングボタン」がないのでＢＵＺＺの楽しみ半減。前作は家庭用でやりまくりましたが、家庭用ではローリングボタンが設定できるんですよね。

※ローリングとは、使用中自機のスピードが減速し、前方への超連射が可能になる状態

　ローリングは元々レバーをガチャガチャすることで発動する技です。ところがＰＳ２版ではこのローリングをボタン一つで発動できるように設定ができました（レバガチャでもちろん可能）。これによって、微妙な操作でＢＵＺＺを狙う事ができました。

　大量にばら撒かれる敵弾の合間を縫ってＢＵＺＺるにはローリングによるスピードの減速が必須（普通だと動きが速くて死）。ただそんな状態でレバガチャは危険極まりないんです。突風がビュンビュン吹き荒れる中で綱渡りするようなもんです。

　

　「２」ではがちゃがちゃしなくてもローリング発動すればレバーを入れている間は持続するように少し改良されています。どっちにしても静止した状態や微妙な操作中にはローリングできないわけで、危険度は変わりませぬ。

レバガチャの状態では「サイヴァリア」の肝である「敵弾にかすらせる」という快感が存分に味わえないという（自分勝手な）理由から、「ローリングボタン」なしでは対応できない体になっておりました。元々危険な綱渡り、無風状態でやりたいというのが心情。

　当然「２」はＡＣゲームなわけで、ローリングボタンなんて甘いものはついていません。なので正直「サイヴァリアの楽しさ」を１００％体験できませんでした。個人的にはローリングボタンが付けば最高に面白いゲームだと思うんですけど。

　でも、ＢＵＺＺを重視しない、通常のＳＴＧっぽい機体も用意されてるので、綱渡りをしたくない人はこちらがお勧めってわけでしょうか。パイロット女の子だし。

彼女、精神年齢は１０００歳だそうです。

　グラフィックは最高にキレイだし、演出やボス爆発シーンなんかも「斑鳩」に引けをとらないくらい派手派手なので、個人的には超イチオシの「サイヴァリア２」。ローリングボタンなぜつけないんだ。ＡＣ版に。

　さて、ここで問題になってくるのは「ＤＣ版にローリングボタンは実装されるのか」ということですね。

　どこかのサイトで「ＤＣ版には全く追加要素がない」みたいなことが書いてありました。

　まぁそれは追加モードとかそういう意味であろうとは思うんですが、もしかしたらボタン設定なんかもメチャクチャ淡白だったり・・・なんて思ったりもして。

　サクセス様～。ぜひＤＣ版にはローリングボタン設定をつけて下さいましね。

　発売まであと３日、願いはその一点に！