「美しく、シンプルに。」 12月21日(水)
昨日のAQインタラクティブ戦略発表会にて、新たに3本のXBOX360新作が発表されました。
「ブルードラゴン」のCMも放映開始され、にわかに話題が盛り上がってきたさなかの発表。寒風吹きすさぶ360市場ですが、いやいやこれはひょっとしますよ?という印象を与える、なかなかインパクトある発表でしたね。
国産RPG不足と言われた旧XBOXの失敗をこれでもかと言わんばかりに覆す、360の「ドラクエ」、「FF」を思わせる「ブルードラゴン」、「ロストオデッセイ」。さらに今回発表された「バレット ウィッチ」、「ヴァンパイアレイン」、「クライオン」の3大作。ありきたりなシリーズ物でも続編物でもないチャレンジ精神には好感が持てます。これには素直にワクワクしちゃいました。
今回は国産ゲームが面白いんだよ!という心の叫びが聞こえてきます。まだまだ発表されていない作品も多数ありそうですから、今回の360はやってくれそうですよね。うーん、楽しみだ。
さて、HED家では現在も「リッジレーサー6」1本で頑張ってますが、360の稼働率はめちゃくちゃ高いです。
と、いうのも「XboxLiveアーケード」のゲームがめちゃくちゃ面白いから!「リッジ」ももちろん面白いですが、こりゃ本当にトンだ伏兵。
この間の落書きを書いた時点では「クラシックアーケード」から「スマッシュTV」しかDLしていなかったのですが、「カジュアルゲーム」にも手を出してみたところこれがまたハマるハマる。
「カジュアルゲーム」って厳密な意味はわかりませんが、よくネット上に転がっているシンプルゲームの類みたいな感じです。初めはそんなんいらね、とバカにしていたんですが、DLしてみてビックリ。面白すぎるわ。
今2本のカジュアルゲームをDL済み。
一つはこの「Bejeweled2」。
システムはまんま名作「ZOOKEEPER」、グラフィックは「コラムス」なパズルゲームです。
システムが「ZOOKEEPER」なだけに、もうやめどころが見つからないくらいハマります!中毒性高すぎで危険。そして何よりグラフィックが美しい〜!BGMも優しく神秘的で心が癒されます。お手軽トリップ麻薬ゲー認定。
んでもう一本がこの「GeometryWars」です。
ワイヤーフレームで描かれた全方向シューティングで、アタリの「アステロイド」を思わせます。
次々と現れる敵機を次々とストイックに破壊してゆく気持ちいいSHTです。ワイヤーフレームを逆手に取った派手な演出が病みつきになります。画面中に飛び散る美しい光の破片が花火のようで美しい〜!
どれも携帯マシンで遊ぶような単純ゲームなのに、D4高精細解像度を駆使しまくった滅茶苦茶美しいグラフィックが笑えます。超グラフィックも意外とシンプルゲームと親和性が高かったんですね。
この「Liveアーケード」、本当に笑っちゃうくらい手軽に遊べるところがもの凄いミソ。
いくらシンプルゲームと言っても、従来だとソフトを棚から出してきて、マシンの電源入れてトレイ開いてロード→ようやく遊べる、という感じだったんですが(個人差はあるにしても)、360の「Liveアーケード」なら、携帯マシンのようなコントローラーで気軽にスイッチオン→ゲームを選んですぐにプレイ、という簡単さ。本当に携帯ゲームを遊ぶ感覚です。
新作が出ても気軽にDLできるし(試遊も可)、値段だって1本数百円。
こんな遊べる機能をなぜMSはもっとPRしないんだろう(汗)。
グラフィックの進化と共に膨大になるゲームの規模。
性能が上がったからといってゲームを複雑にする必要なんかない。でも美しいに越したことはない。そんなゲームの進化の一つの形を見ることができます。これは想像以上に意義のある事かもしれません。ユーザーにとってもクリエーターにとっても。
今後は日本製のゲームがドンドン出てくることに期待です。
SEGA−AGESのアレンジゲームなんかはもの凄く合ってると思うんですがねぇ。
「クラシックアーケード」部門と共に期待!!
それにしても大作続々発表と遊べる「Live」、滅茶苦茶いいマシンだと思いますよ360。もっともっと売れるといいな〜。
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