「アタリショックを忘れるな」 10月25日(火)
「忍者じゃじゃ丸くん」や「フォーメーションZ」など珠玉のジャレコFCゲーが5本も入ったGBA「じゃじゃ丸Jr.伝承記 ジャレコレもあり候」の廉価版が売っていたので待ってましたとばかりにGet!
ファミコンミニのジャレコ版、5本もファミコンソフトが入ってこりゃウハウハだと相当期待したんですが、なんですかコレは。消費者ナメ過ぎ。
解像度の違いなんて関係ねーよとばかりに潰れまくりの画面に唖然。
ファミコンミニが売れたから適当にエミュぶち込んでこずかいでも稼ぐかという低い志が画面にありありと出ています。過去作に対するリスペクトのかけらもないのかコイツらは。本作に入った唯一の新作「じゃじゃ丸Jr.伝承記」もめっちゃつまらないし、一体何がしたいんだよ。消費者の前でプレゼンしてみろヨ。
ファミコンミニは解像度の調整を含めてかなり丁寧な復刻がなされていました(それでもスーマリのヒゲが潰れちゃったのは残念でしたが)。仕事の丁寧さと、過去作への敬意、その意気込みの結果消費者の思い出を汚す事なく一本2000円という販売方法でもあれだけ広く受け入れられたのです。ファミコンミニの成功体験を模倣したのだとしたら、一体どういうビジネスのセンスをしてるんでしょうか。しかもミクロ発売の約2ヶ月前に廉価版を発売するこのタイミング。嫌に図々しさを感じるのですが。
ゲームか売れない時代と言いますけれども、その原因の一端はメーカー側の怠慢にもあるんじゃないかという事も本気で考えて欲しい。任天堂のように出すゲーム出すゲーム売れるメーカーだってあるのだから。
「思い出汚し商法」の重罪人「セガエイジス2500」も、明後日いよいよ贖罪シリーズ第一弾が発売されます。
今回からはプロデューサー自らブログを立ち上げ逐一近況を報告し、ユーザーの意見をすばやく取り入れる体制を整えるなどかなりの意気込み。HEDもゲームの発売がこれほど待ち遠しいのは久しぶりなくらいに期待しています。
とにかく売れて欲しい!資金難でシリーズ終了だけは止めて欲しい!セガさん、「龍が如く」にかける金の半分くらいエイジスに回してあげてくれませんか・・。
それはさておき、いい仕事は必ず報われるもの、いやそうでなければいけない。
そして、いい加減な仕事を決してのさばらせてはいけない。安易でいい加減な仕事がアタリショックを引き起こした事を業界は忘れてはいけないんです。
次世代だなんだと騒ぐのもいいけど、まずは健全な業界作りが急務なんじゃないかなぁ。
※オマケ
旧GBASPと新SPの比較画像です。わかりますかね?明るさで言えば新SPが圧倒的です。
色合いが気に入るかどうかが大きな分かれ目になることは間違いないです。
(左 旧SP 右 新SP)
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