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「明るい!けれど・・・」 10月18日(火)


 GBASPにバックライトバージョンが登場!しかも米国で!
 というニュースが世間(の一部)を騒がせてから数週間。

 売り切れ→入荷→売り切れ→入荷・・・という「お嬢さん、おっ入んなさい」みたいな状況でしたが、うまくタイミングを合わせ、某輸入ゲーム店で一足先に通販購入いたしました。


これぞ期待の新星。究極の携帯ゲーム機となるか!?




 確かに画面明るい!明るさは「強」と「弱」の2種があり(OFFはナシ)、強にするとミクロより明るいかもしれません。眩しいよその輝きが!


 で・・・実際どうなのかって部分なんですが。

 うーん、正直若干期待はずれかも。若干ね。
 画面が明るいのはいいのですが、色味が少し濃い感じで、画面がなんとなくにじんでいるような印象を受けます。


 ミクロの時は「画面小さいけど明るい!そして
すっげえ綺麗!!
 という感想でしたが、今回の新SPは「画面明るい!・・・」という感想だけ。画質は正直ミクロのほうが数倍綺麗に見えます。ミクロのような画質で画面が大きい・・・と期待するとちょっと肩透かしを食うかも。

 とにかく原因は上で書いた「色味の濃さ」だと思います。赤や緑などの原色系がキツく、画面のシャープさを殺しているような感じ。それと白系の明るい色が明るすぎてサチってるような感じです。

 わかりやすく表現すると、ミクロがPCモニターに出力した画面だとしたら、新SPはテレビに繋いだ画面のような印象です。なんか滲んだ感じなんです。それはあくまでも印象で、実際そこまでの差はないんでしょうが、新SPの画質の印象はまさにそんな感じなんです。
 色味がキツイ分、シャープさという意味では旧SPの方が上かもしれないです。まぁ個人の感覚にもよるかもしれませんけど。


 そしてブラー(残像)がキツくなったのも画面が滲んだように見える大きな要因。
 動きの激しいアクションはキツイかも。
 

 こう考えると、ミクロのあの液晶の大きさって、GBAの解像度の画面や色味を本当に最高の状態で見せることができる大きさなんだなぁとつくづく思います。あの大きさだからこそ実現できた緻密で美しい画面。
 SPの場合はある程度仕方ないです。だってもともと「液晶を綺麗に見せるために開発された」わけではなく、従来のモデルをバージョンアップしたものなのですから。


 操作性や画面の大きさは絶対的にSP。
 でもGBAのグラフィックを最大限に綺麗に見たければミクロ。


 遊ぶゲームにもよりますが、HED個人的にはミクロがメインになりそうです・・・(画質マニアなので)。
 ただ、この新SP、あまりに期待が大きかったために少しキツめの感想になりましたが、ゲーム機として非常にレベルの高いモノであることは確か。
 こういうものは人それぞれの見方や好みが大きくモノを言います。選ぶところから「遊び」なわけで、その辺を任天堂は良くわかってるなぁと思います。

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