「Ending2004」 12月29日(水)
前々から欲しい欲しいと思っていたゲームボーイアドバンスSPの北米版NESカラーをとうとう入手!
うーん、このカラーが個人的にはSPの中で2番目にカッコイイと思っているので感無量(1番は懸賞用ファミコンカラー)。メッセカオス館で在庫残りそろそろヤバイ!と書かれていたので思い切って購入しちゃいました(また入るかもしれないけど)。こういうシャレの利いたデザインってイイですよね。
ついに念願のNESカラー入手!
海外では日本にはないかっこいいカラーのSPが結構出てるんですよね。ヨーロッパの「ゼルダ ふしぎの帽子」同梱版「ハイラルゴールド」は全身が黄金で上蓋にはトライフォース。ゴージャス。同じくヨーロッパのトライアルアート(部族のタトゥーマーク)が施されたものとか、北米の真っ赤な「フレイムレッド」とか、もとのSP自体のデザインがカッコイイだけに、思わず集めたくなっちゃいます。もっともっと面白カラーをドンドン出して欲しいものです。やっぱ一番の希望は「スケルトン」。で、電子の部品がキラキラ発光したりなんかしたらもう悶絶モノです。任天様、是非。
さて今年は「テレビゲームの新境地」ニンテンドーDSと、「究極の携帯機」プレイステーションポータブルが発売されました。
この2つのマシンは単なるマシンの対決にとどまらず、ゲームの今後の方向性を占う重要な分岐点。ゲーム文化にとって重要な何かの「始まりの年」となったと思います。
性能の進化はゲーム離れしか生まないという老舗任天堂の主張には全く異論はなく、また性能の進化が「ゲームを別の何かへ変えていってしまうのではないか」という不安すら感じる今日この頃。NDSで「ゲームの手触り」を取り戻そうという任天堂には、「ゲームという文化」をこれからもキッチリと守り続けて行ってくれるのではないか、という頼もしさを感じます。
一方、性能の進化は世の中の流れ、その中でトップの技術を見せつけたいという感じのソニー。実際ハード性能の進化というのはゲーム好きにとって単純にワクワクするもの。ある意味正統進化とも言える路線です。
この2つの路線、現状では共存が一番望ましいのかな?という気がします。
任天堂のように「グラフィックよりもゲームとしての楽しさ」を追求する姿勢にワクワクする一方、従来の「十字キー&ボタン」でコントローラーを握りしめて遊ぶ従来型ゲームがなくなってしまったらそれはそれで悲しい。性能がめちゃくちゃ凄いマシンでも、ゲーム作りがわかってる人が作れば「スゴ面白い」ゲームができます。この路線もまだまだ重要。
ゲーム業界には今後しばらくこの2つの路線で楽しませてもらいたい。
結局は作り手の問題なわけで、どんな箱だろうと面白いものを作る人はキチンと作りますから、ユーザーはキッチリ楽しんで「いい物はいい、悪いものは悪い」とちゃんと言える環境を作って行けば、まだまだゲーム業界は楽しくなるのではないでしょうか。
一応2004年最後の落書きなので(自分なりに)綺麗にまとめてみました。
混沌としているゲーム業界。据え置き次世代マシンが次々と発表されそうな2005年は、さらに混沌とした年になるんでしょうか。
今年は天災が猛威を振るった年でした。
HED自身も交通事故にあったりとマイナスの方向で印象的な年となってしまいました。まぁそうは言っても「悪い年だった」と簡単には片付けられなさそうです。災い転じて福となす。悪い何かがきっかけで、何か少しでもいい事があったらめっけもん。考え方一つでコロコロ転がるのが人生だなぁとつくづく思った、勉強になった年でした。
2004年はこれで最後です。
いつも読んでくださる皆様、来年も「ABSYMBEL」を宜しくお願いいたします。
それでは、良いお年を!
戻ろうね