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「望まれない子供」 11月30日(火)

 いよいよニンテンドーDSの発売日が明後日に迫ってきました!楽しみ楽しみ!・・・で、一つお詫びと訂正。10月30日の所でNDSの解像度を「縦解像度はGBAと同じ160」って書いてたんですけど、スペック表を見ると実際は256×192ピクセルなんですね!GBA(240×160)よりも横16、縦32もアップしてました。おかしいなぁ、確か前に見たときは256×160だったような・・・それでかなり落胆したので印象深いんですが・・・。まぁなんにせよ喜ばしいこと。欲を言えばファミコンやスーパーファミコンと同じ256×224は欲しかったけど、仕方ないか。早くコイコイ発売日!HEDの購入は金曜日以降になってしまいそうですが・・・。


 さてさて、今回は映画のお話。

 地表を覆い尽くさんばかりの昆虫型異星人との壮絶な戦争を描いたSF映画「スターシップトゥルーパーズ」は、ジェットコースターSFムービー好きのHEDにはたまらないスイエンの一作なんですが、その「スタトゥル」待望の続編「スターシップトゥルーパーズ2」をようやく観ました!思えば試写会の招待券を入手したものの仕事でどうしても行けず、DVDが出たら思う存分観てやる!と決心して早幾月。待望のDVD入手ですよ!ヤッホー!

 ワクワクしながら鑑賞しましたが・・・・

 な、なんだこりゃ〜!・・・・ガッグリ

 前作のダイナミックかつ壮大な対昆虫戦争ファンタジック活劇はどこへやら!なんともスケールの小さいB級スプラッタ映画に大転身!
 前作はCGバリバリの惑星間戦争が繰り広げられましたが、今回は廃墟と化した前哨基地に逃げ込んだ一個小隊の超局地戦な話。しかも敵は大量の蟲たちというよりも虫に乗っ取られた人間というエイリアンとバイオハザードを足して2で割ったような展開にゲンナリ。普通「2」ではスケールアップして面白くなって「3」で微妙になるというのが定番なのに・・・。

 世間ではどんな評判なのかと調べてみたら、これケーブルテレビ用に作られた低予算映画らしいじゃないですか。イメージとしてはVシネマの立派なやつみたいな。映画として公開されたのは日本だけみたいですよ。もちろん監督も違う人。
 なるほど出来については納得。でもそれなら「こういう戦いもありました」みたいなアザーストーリーとして作ればいいのに大仰に「2」とか付けちゃうから名を汚すことになる。これ、本場アメリカでも「2」なのかなぁ。日本だけ勝手に「2」とか付けちゃったとか。なんにせよ前作をあまりにも軽視した行動じゃないですか。

 それで思い出したのが「メタルスラッグ」。SNKが潰れて一番憂き目にあったタイトルと言えばコレでしょう。制作者が変わった「4」からの恐ろしい程のコピペ&駄作っぷり。挙句の果てにファンが一番やって欲しくない3D化という最悪の道を進んでしまいました。なぜもっと「タイトル」を大切にできないんでしょうか。本当に「メタルスラッグ」を愛し、その売り方を心得ているならば、そんな安易な続編展開なんてできないはずだし、オリジナルスタッフ以外には作らせられませんよ。


 目先の利益に囚われ、誰にも望まれることなく生まれてきた続編。かつて「ドラゴンボールGT」なんてアニメがありましたねぇ・・・。

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