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電脳都市の危機 1月29日(木)
 今や電気街というよりも「PC・ゲーム・アニメ街」といった様相を呈している「秋葉原」。ここへ来ればゲーム界の酸いも甘いも光も陰も、全てなんでも体感できるようなアングラエネルギー溢れる聖地です。

 派手派手な電気店・ゲーム店が軒を連ねるメインストリート、雑居ビルにマニアなお店がひしめく路地。この陰陽さ加減がHEDが好きな「香港」に通じるものがあって大好きな街です。

 味のあるガード下。好きなシーンの一つです。


 そんな僕らの秋葉原がピンチです。


 ダークでアングラな電脳シティ秋葉原は、青果市場の跡地を中心に大規模な再開発が進められています。

 常磐新線の開通とそれに伴う「つくばエクスプレス秋葉原」駅の開業(2005年度予定)、山手線線路沿いを中心に次々と最先端のITビルやら高層マンションが建ち並び、駅前広場は整備され、「最先端の街アキバ」へと変貌するらしいです。


 簡単に言えば、僕たちのアキバが「整然とした小奇麗でちょっとカッコイイ街」に変貌しつつあるということです。

 時代とはいえ、大好きな光景が失われて行くは寂しいもんです。


 電脳通りの後ろには「最先端」の影が・・・



アキバが飲まれてゆく・・・


味のある駅舎もいずれは・・・


 サブカルチャーを飲み込んだ街「秋葉原」は、時代という粛清を静かに受け入れ始めています。


 この街は「絵」としてとても好きなので、近いうちにちゃんとしたカメラを持って写真を撮りに行こうかと思います。

戻ろうね