飛べなかった鳥

　遅ればせながらＤＣの「ボーダーダウン」を最近購入。ゲーセンでは結構地味でマニアック印象からあまりプレイしてなかったんですが、ＤＣでお金の心配と周囲への配慮とゲーセンに行く手間がなくなった状態でプレイするとコレ面白いっす。

　ダライアスシリーズやレイシリーズのようなぶっ飛んだ演出技が抑えられ気味なのは残念ですが、エネルギー干渉などファンならニヤリとする演出あり。そして練りこまれたゲーム性（システム）と、何度も挑戦したくなる敵の攻撃パターンはさすが。グラフィックも美しいし。まぁ何よりＮＡＯＭＩからの移植というだけで買いなんですけど。

　ただちょっと残念なのは効果音。特に敵の爆発音が小さくて迫力がないこと。もっとガガーーンと派手にドンパチやってもらいたいもんです。ボスの死に様はかなりイイけどね！

　つーかまだ３面がクリアできない（涙）ので、最後の方での盛り上がりは知らないし、ＤＣオリジナルモードにも挑戦していないので、その辺何か感動があったらまた書きます。

　んで、「ボーダーダウン」と言えば、グレフの公式ＨＰでこんなやりとりがありました。

・質問

　海外の某ＢＢＳで議論されていることがあります。アーケード版の発進シーンでは背景にたくさんの鳥（かもめ？）が羽ばたいていますが、ＤＣ版では削除されています。それはどうして、何のために削除されていますか？

・答え

　１面冒頭の演出（鳥）についてですが・・・申し訳ありません！これについてはこちらのミスです・・・
　ご指摘後、開発内で原因を調査したところ、以下の結論に達しました。

１：何らかが原因で、マスター直前にアーケードモードの鳥をカットしてしまった。

２：開発後期はリミックスモード中心の作業だったため、アーケードモードのチェックが行き届かなかった。

　１の原因は最後まで分からなかったのですが、「リミックスモードでは鳥を出さない」という仕様があったので、その演出をカットする際に間違えて一緒にアーケードモードの演出（鳥）もカットしてしまったのでは・・・と考えられます。
　いずれにせよこちらのミスであることには変わりありません。

　今後このようなことが無いよう、チェック体制を強化したいと思います。大変申し訳ありませんでした。

　誰か気づこうよ！最終面の最後の最後で出てくる何かだったらまだしも、ゲームを始めた直後！指摘をされるまで気づかなかったというのが凄すぎ。チェック体制とかそんな大げさな話じゃないから！

　ＨＥＤ自身、ＡＣ版は少ししかプレイしないうちに近くのゲーセンから消えてしまったので、正直鳥が飛んでいたのか思い出せません。しかし移植モノの観点からして非常に残念至極でございます。今まで色んな移植モノをプレイしてきましたが「うっかり再現し忘れた」というのは初めて。

　質問者の「それはどうして、何のために削除されていますか？」という発言に、深い深い疑念の気持ちがありありと表現されていますね。そりゃそうだ。